Amazonはボタンひとつで商品を注文できるサービス、Dushボタンを2019年8月31日にサービス終了することを決めました。8月2日より利用者にメールで連絡を送付開始しています。Dushボタン自体の販売は2019年3月にすでに終了していました。
Dushボタンは主に日用品などの消耗品で、「あ、そろそろ切れそうだな。」というタイミングで使用場所や保管場所に置かれた、Dushボタンをポチッと押すことで注文ができる画期的なアイテム。2015年に登場し、日本では2016年よりサービスが開始されました。
2019年9月1日以降、ダッシュボタン経由での注文は全世界で停止されますが、AmazonウェブサイトやAmazonアプリから利用できる、バーチャルダッシュボタンは引き続き利用可能とのことです。
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なぜDushボタンは終了するのだろう?
間違って押してしまったら? アイテムごとに物理的なボタンを設置するのはスタイリッシュではない。などの意見も多く利用数はかなり少なかったのでしょう。物理的な故障のリスクも高まってきたのも理由のひとつかもしれません。これらの対応コストも増加することが予想されたのでしょう。
サービスが始めた時にこの状況は容易に予想できたはずですが、チャレンジのはさすがとは思いますが、ひとつのサービス、ひとつの企業に依存するのはリスクが高いと改めて実感しました。