「ネスカフェアンバサダー」という制度、サービスをご存知ですか?
日本ネスレのサービスで、企業のオフィスに小型コーヒーマシンを無料で導入することができます。企業の社員がアンバサダー登録するとサービスを受けることができます。
https://shop.nestle.jp/front/contents/ambassador/amb/
主な特徴は以下の通り。
主な特徴
- コーヒーマシンを無料で借りられる
- 故障時も無料で対応してくれる
- コーヒーの定期購入が条件(期間、量を設定できる)
- コーヒーマシンの日々のメンテナンス、コーヒー代金の集金はアンバサダー(自分たち)が行う
- サービス解約時の返送時の送料はアンバサダー持ち
コーヒーマシンの代金が無料とはいえ、定期購入が条件なら当然でしょうし、マシンの日々のメンテナンスや集金などの手間はアンバサダー任せです。このビジネスモデルを見て、ずっと不思議なことがありました。
「アンバサダー(お世話役さん)のメリット、モチベーション維持の理由って何なんだろう?」
アンバサダーの報酬は当然ゼロなんですよね。会社の事務所にコーヒーマシンを置くならば自動販売機や専門業者はたくさんあります。それなのにわざわざ、手間暇がかかるアンバサダーに自ら手を挙げる理由とは?
その疑問に、今朝のNHK 大阪のテレビ番組、「ルソンの壺」にネスレ日本の高岡浩三社長がご出演されており、現在45万人を突破したというアンバサダーの紹介と、その理由について語られていました。
それまで、我々も需要があるか分からなかったが、意外な理由が分かった。
「ありがとう。」という感謝のことばが嬉しかった。というものであった。
マジですか?
正直、この説明には納得がいきませんねぇ。番組司会の方も腑に落ちていない表情でした。(笑)
マシン導入にそのような意見はあるでしょうけども、毎日そのような声があるとは思えませんし、モチベーションが続くとは思えません。価格的なメリットがあるとも思えません。
社長の説明では「ありがとう」の感謝の声がモチベーション維持の理由とありました。公式サイトには、「マシンをきっかけに自然とコミュニケーションが生まれ、あなたの職場に笑顔が広がります♪」とあります。
はい、イメージ先行ですね。
でも、実際に45万人もアンバサダーが登録され、大きな支持を得ているのも事実です。その理由はなんなのでしょうか?やはり謎です。(そこが企業秘密なのだと思いますが。。。)
Googleで「ネスカフェ アンバサダー デメリット」などで検索をしても、だいたいが、私の疑問に対してデメリットが書かれていますが、「そんなことは些細なことでデメリットと言えない。」とまとめられており、アフィリエイトでリンクされています。はい、提灯記事ですね。(^0^;)
その後家族で話しをしたのですが、お茶くみの文化が残る企業で、お茶くみを廃止したいけれどもきっかけがない。自分でやろう。となっても結局はポットでお湯の準備などがあるなら、コーヒーマシンのメンテくらい喜んでやる。という嫁の意見がありました。
なるほど、確かにこの意見はあるかもしれません。実際にアンバサダーに登録され便利に使われている方がいらっしゃいましたら、Twitterなどでご意見をいただけると幸いです。よろしくお願いします!!