住友電工がオフィスソフトにOpenOffice.org(以下OOo)を採用することを決定したようです。
毎年500台程度のPCにOOoを導入し、既存ユーザーにもダウンロードサイトを紹介し導入を促進するのだそうです。
決め手はMicrosoftOfficeとの互換性だと言うのですが、使ってみれば分かりますが確かに「それなり」の互換性はありますが、再現性は80%という程度でしょうか。
毎年500台程度のPCにOOoを導入し、既存ユーザーにもダウンロードサイトを紹介し導入を促進するのだそうです。
決め手はMicrosoftOfficeとの互換性だと言うのですが、使ってみれば分かりますが確かに「それなり」の互換性はありますが、再現性は80%という程度でしょうか。
しかし実際に企業でOOoの導入に踏み切れない理由はマクロやVBA(Visual Basic for Applications)で業務アプリケーションを作り込んでしまっているため、だと思われます。
「ちょっとしたことを簡単に作れる」というメリットで利用が進んだマクロやVBAですが、これが動かなければ業務が回らない、という状況になっている末端組織も多いはず。
このマクロやVBAのアプリケーションをやめる(または利用ユーザー・端末を限定)することができればOOoの導入に伴う混乱は少ないと思います。
ライセンス的な問題があるでしょうけども、OOoでこれからのマクロやVBAがエミュレーター的にでも動けば爆発的に普及することは間違いないでしょう。