ブログで一度もご紹介したことは無いのですが、実はPogoplugを2台購入していろいろと活用方法を模索していました。
「これは凄い!」と興奮したこともありますが、しばらく使ってみたら「うーん、やっぱダメ!耐えられない」ということも。そしてようやく活用方法を私なりに見つけられたのでご紹介をしたいと思います〜。
Pogoplugに興味がある方はもちろん、買ったけれど活用できていない!という方はぜひ参考にしてみてくださいね♪。
私の家にはPogoplugが2台あります
我が家にはPogoplug本体が2台あります(^_^;)。理由は1台目のPogoplug(Pogoplug ブラック POGO-P25
)なら速度が改善しているかも!と期待して買ったのでした。
結論から書くと速度は若干速くなっていると思いますが、劇的に早くなったと言うことはありません。また機能的な差は本体の仕様として、PogoplugはUSBポートが4つ、Pogoplug mobileがUSBポートが1つ、SDカードスロットが1つという違いくらいかと。(詳細な機能・スペックの差はあるかもしれませんが公開仕様で確認できません。)
つまり、将来的にHDDをたくさん繋ぐぞ〜という方は、Pogoplugを、その予定はなくてコンパクトな方がいい、またSDカードを使いたい場合は、Pogoplug mobileを選択すればいいかと思います。
ちょっとお得な情報、Pogoplug Mobileが1,980円でゲットできちゃいます
Pogoplug Familyが年間1,980円でサービス開始したキャンペーンで、1,980円でPogoplug Familyに入会すれば、Pogoplug Mobileが無料でプレゼントされます!! 2年目以降の会員継続は不要なので安心してください〜!!
在庫が無くなり次第キャンペーンは終了とのことなので、興味がある方はこの機会に一度買ってみてはいかがでしょうか?私もこのキャンペーンを申し込んでPogoplug Mobileをゲットしたが、約1週間で届きました♪。
Pogoplugをこうやって使いたい!という思いと現実……
ようやく本題。PogoplugはHDDを接続すると、いわゆるDropboxのようなクラウドストレージサービスが時前で構築・運営ができる!ということでガジェット好きな私としてはワクワク感が大きかったのですが、実際に使ってみてその期待は見事に打ち砕かれました。
私がPogoplugでやりたい!と思っていたことと、現実はどうだったか、をご紹介したいと思います。
あらかじめお断りなのですが、GoogleでPogoplugの記事を検索するとこれらの利用方法を快適にできている!というものが多いのに驚きます。我が家はeo光200Mなので通信速度の問題では無さそうです。もし「そんなことはないよ!こうすれば快適にサクサク動くよ!」という情報がありましたらTwitterなどで情報をいただけると嬉しいです。
共用ドライブ/NASとして使いたい
Pogoplug BackupをWindows/Macにインストールすることでドライブとして認識可能です。WindowsではPドライブ、Macではマウントされ外部ドライブ、NASのように利用可能です。
しかし……。
ファイル数が多いフォルダにアクセスをするとファイルが表示されるまでものすごく時間が掛かるのです。奥深い階層のファイルを探すときのイライラ感は半端ではありません。
一方、ファイル数が少ないフォルダや階層がそれほどでも無い場合はストレスはあまりません。目安としてはファイル数は数十程度までといった感じです。
我が家では光回線なので外出先からのアップロード、ダウンロードは超快適です。この点は他の一般的なオンラインストレージサービスと比較にならないほど高速です。この点はPogoplug最高!と思える瞬間です。
Dropboxのような使い方をしたい
Dorpboxのようにローカルのファイルの内容とPogoplugのファイルを同期させる機能はないので、この部分については実現不可なのは承知済みでした。
PogoplugのファイルをMy Pogoplugを利用しブラウザ経由でアクセスし、Pogoplugが入っていない端末からファイルにアクセスをしたり、フォルダ共有/ファイル共有、ファイルの配布なんかをしたいな、と思いました。
これについては機能としては実現可能でした。……が、前述の通りファイル数が多くなると途端にレスポンスが落ちる点はMy Pogoplugでも同じなんです。
メディアサーバとして使いたい
LAN環境内でDLNA規格のプレイヤーで再生できるメディアサーバとしてりようしたいと考えました。PS3で手持ちの動画ファイルを再生したい、と思ったのです。
結果は機能的に問題ありませんでした。再生中も特に途切れることもなく安定していました。これはGood!
またまた繰り返しで恐縮ですが、ビデオなどファイル数が多い場合にファイルの表示に時間が掛かり目的のファイルにたどり着くまでが大変でした。コツとしては、フォルダ数をこまめに分けてファイルを少なめにするのがいいようです。(ただフォルダの数が多すぎるとまたレスポンスが落ちるので注意(^_^;)。)
iPhoneからPogoplugアプリを使って動画の再生、音楽の再生をしましたが、Wi-Fi環境でもたまにアプリが反応しなくなったり落ちたりして、ストレスが溜まりまくり。実質使い物にならないという感じでした。
3G回線での利用は音楽がせめて耐えられるかな?というくらいです。しかしファイル数が多いとリストに表示されない曲やアーチストがあったりしました。
まとめ
まとめると、Pogoplugって機能や仕様は魅力的なのですが、ファイル数が多いと途端にレスポンスが低下する……。ほんとこの点に尽きると思います。
Pogoplugにファイルを登録すると全体を舐め回しているのでしょうか?レスポンスが低下します。その処理が終わるまで全体のレスポンスが落ちるんですよね〜。メディアのメタデータの作成やサムネイルの作成、動画のプレイバック最適化すべてをオフにすれば、ずいぶんマシになりますが、やっぱり重たいですね……。
Pogoplugはこうして使う!
いろいろと試してみて分かったことは、ファイルを登録するとPogoplugはインデックス化やサムネイルの作成などいろいろな処理をするようです。今のところこれらを完全に停止することはできないので、書きこみを頻繁に行う処理は現実的に向いていない、ということになります。
ファイルの保存、読み込みを主体とした使い方が向いていると言えるようです。以上のことから、私はPogoplugを以下の用途で使うことにしました!!
ファイルの配布用
メールに添付できないファイルの配布に利用します。
一般的なオンラインストレージサービスでは、1ファイルあたりのファイルサイズに上限があったり、アップロード/ダウンロードの速度が制限がかかっていて遅いのが不満です、Pogoplugならばその心配はありません!
ファイルのサイズに制限はもちろんありませんし、光回線に接続していればサクサク!数十Mbpsという速度でダウンロードできちゃいます。配布用のURLを発行できるので、URLをメールに添付して知らせれば安全に配布できますね。共有を解除またはファイルを削除すれば配布を終了することもできます。
メディアサーバ用(必要なファイルのみUP)
メディアサーバとして利用できるのは便利。見直したい動画ファイルや音楽を入れておけば、PlayStation3でいつでも動画を確認できますし、iPhoneなどで外出先で音楽を楽しめます。
ただし、ファイル数が多くなるとレスポンスが低下するので一度に多くのファイルを登録するのでは無く、必要なファイルを少しずつ登録するのがコツだと思います。(気を遣うな〜(^_^;))
バックアップ用
元々、Pogoplugの用途目的はバックアップだったと思います。事実、Windows/Mac用のクライアントソフトの名前は「Pogoplug Backup」ですもんね……。
WindowsやMacのファイルを意識すること無くPogoplugにバックアップされていて、そのファイルを外出先でも利用できるのはやっぱり便利。ファイル数の多いフォルダは表示がやっぱり時間が掛かりますが、いざという時に便利かと。
まとめ
Pogoplugをはじめて知った時に「これはすごい!面白そう!」とワクワクしたことを今でもよく覚えています。実際に、HDDを接続しPogoplugをアクティベーションすればすぐにインターネットの世界に自分だけの容量無制限のオンラインストレージができあがるのはやっぱり凄いです。
オンラインストレージ機能があるNASはすでに存在しますが、この手軽さやワクワク感はPogoplugならでは、と思います。
しかし、一方でファイル数が多くなったときや書き込みの都度、レスポンスが低下することの失望感があったのも事実。この点は将来的に改善されるのでしょうか?
現時点の仕様や機能を考えると、今回ご紹介した用途だとPogoplugを活用できると思います。1台目を購入したのが去年10月、2台目を購入したのが今年7月。その間約10ヶ月かかって出た結論です(^_^;)。
ぜひPogoplugを活用する上で参考にしていただけると嬉しいです(^^)/。