数日前に「アンチャーテッド – 砂漠に眠るアトランティス –
そして再び電源を入れると、ブルーバック画面になって(冒頭の写真)、プレイステーション3が起動しないではありませんか!!!! Google先生で検索をしてもそれらしい症状はひっかからないし、やばそうな雰囲気です。
結論から言うと、PS3の初期化をしてぜーんぶ消えちゃったのですが、一応、やってみたことと、セーブデータのバックアップって大切だよ〜という話しと、ちょっと愚痴を書きたいと思います(^_^;)。
困ったときはPS3でもセーフモード
Windowsユーザーにはおなじみのセーフモードですが、なんとプレステ3でもあるんですね。はじめて知りました。
セーフモードとは、PS3®を必要最低限の機能で起動するモードです。 PS3®が正常に起動しなくなってしまった場合に、ファイルシステムの修復などを実行し症状を改善できる場合があります。 …
どのようなときにセーフモードで起動したらいいか以下のように書かれています。
PS3®で以下のような症状に該当する場合にセーフモードを実行してください。
-PS3®起動時にXMB™(クロスメディアバー)が表示されない。
-PS3®起動時に「本体ストレージ(ハードディスク)上のファイルシステムが破損しているため修復します」と表示され、修復が始まらなかったり修復中に止まる。
-PS3®起動時に「本体ストレージ(ハードディスク)上のデータベースが破損しているため修復します」と表示され、修復が始まらなかったり修復中に止まる。
-PS3®システムソフトウェアのアップデートが正常に完了しない。
私の場合はひとつめに該当しますね。
セーフモードでできることは以下の6つ。
- 再起動
セーフモードを終了し、通常モード起動します。 - 設定の初期化
通常モードでの[設定の初期化]と同じ処理を実行し、加えてSony Entertainment Network(SEN)アカウント情報を削除します。 - ファイルシステムの修復
内蔵ハードディスクドライブ(HDD)内のすべての領域から破損データを探し復旧を行います。データの復旧に成功せずデータが消える可能性もあります。 - データベースの再構築
メッセージ、プレイリスト、情報画面で編集した内容、トリミングしたフォトの情報、動画のサムネイル、ビデオの再生履歴/レジューム情報が削除されます。 - PS3®の初期化
通常モードでの[PS3の初期化]と同じ処理を実行します。 - システムアップデート
PS3®システムソフトウェアのアップデートを行います。ネットワーク経由でのアップデートはできず、記録メディアからのみ可能です。
基本的に、1または3しか実行したくないですよね……。後は怖すぎます(^_^;)。
セーフモードの起動の仕方は以下にサイトに書かれています。
私の機種CECH-2000 シリーズ以降なので、電源が切れている状態で電源ボタンを押し続けます。一度電源が入って5秒後にピッっとなるけれどもそのまま押し続けて約10秒後にピピッとなって電源が切れます。
その後、再び電源ボタンを押しっぱなしで5秒後にピッとなったあと7秒後にピピッとなったら手を離します。
USBケーブルで本体とコントローラーを接続しPSボタンをおすとセーフモードに入ります。文章で書くとややこしいですが実際にやってみると意外と簡単です。
ここで何となくアドベンチャーゲームの暗号を入力した気分になって楽しくなってきました(本当はなってないけど)。
セーフモードでいろいろとやってみる
1.再起動
再起動を選んでみました。はい、何も起きません。フリーズするだけです……。おーい。帰ってこーい!!仕方ないので、ふたたびセーフモードで起動し直しました。
3.ファイルシステムの修復
ゲーム中に強制終了したのできっとHDDの中身がぐちゃぐちゃになってるだけなんだろう。ならば再構築をすれば治るさ、うんうん! ということでデータベースの再構築をやってみました。
「Preparing Please Wait」と表示され、画面右上に何やらアニメーションしてディスクが回転しています。何かやってるっぽいのでそのまま放置。……約1時間後、状況は何も変化無し。しかも本体のHDDランプもまったく点滅していないし……。
何もやってないんじゃないの?という事で諦めて、再びセーフモードで起動し直しました。
2.設定の初期化
うーん、多分ダメだろうな、と思いつつやってみました。……はい、やっぱりダメ。「Preparing Please Wait」と表示があり画面が固まりました。もう一回セーフモードで起動し直し。
4.データベースの再構築
これもダメ……。「Preparing Please Wait」と表示があり画面が固まりました。もう一回セーフモードで起動し直し。
5.PS3®の初期化
……。最終手段です。これでダメなら修理に出さないとダメです。ただ、これをやるとセーブデータから何まですべて消えちゃいます。工場出荷状態に戻るわけですね、はい。
これを実行するとあっけないほど復旧し、約1年ほど前にPS3を買ってきて設定した時の画面が表示されました。言語を選んで時間を設定して、アカウントを設定して……と。ぐすん。一応、復旧をしましたが、まっさらな状態になりました。セーブデータのバックアップを取っていなかった私が悪いのですが、すべて消えちゃいました。
バックアップはやっぱり大切だった。でも……。
やっぱりバックアップは大切だな〜と久々に痛感しました。とほほ。PS3であまりゲームをしていないとはいえ、何本かのセーブデータがありましたが、それが消えたというのはショック大ですね〜。
バックアップを取っていない方は今すぐに取りましょう〜!!! 私もこれからはちゃんと取ろうと思います、はい。
本体ストレージに保存されたデータを、記録メディアやUSBマスストレージ機器にバックアップしたり、バックアップしたデータを復元させたりできます。 …
でも……。実はゲームの中にはセーブデータはバックアップできないものもあるんですね……。つまりバックアップをしっかりと取っていてもHDDがクラッシュしたらおしまいのものもあるわけです。
バックアップユーティリティーの説明ページの欄外に小さな字で以下のように書かれています。これって酷いですよね……。なぜこのようなことになるのか? 完全にセーブデータを保存/復旧できないなんて不満。
*1 コピー禁止のセーブデータはリストアできません。また、ゲームによってはリストアしたセーブデータが使用できない場合があります。
セーブデータを自動で間違い無くバックアップしたい場合は、年間5,000円が必要
自分でバックアップする場合、手間ですしバックアップできないゲームもあるのは前述の通りですが、PlayStation Plus に加入すればそんな心配は無くなります。
月額500円または年額5,000円のサービスなのですが、はっきりいって高いですね……。セーブデータの大容量化に伴いクラウド環境を構築する必要もあるのでしょうけれど、それはソニー側の都合ですもんね。
ソニーには、せめてユーザーで全てのセーブデータや設定情報をバックアップできるようにして欲しいものです。