2011年12月発売予定で10日に発売と予想されていた、SONY ウォークマン Zシリーズがなんと本日、12月8日に発売されていました〜!!ヨドバシ梅田でたまたま目撃してしまい、衝動買いしちゃいました(^_^;)。
私が購入したのはNW-Z1000シリーズ「NW-Z1050(R)レッド」。16GBタイプですがAndroidで遊んでみたいのでこの容量で十分かな〜と思ったりしています♪。
正しい表現ではないかもしれませんが、ようやく本命のAndroid版のiPod touchの登場したと言える、ウォークマンZシリーズ。早速、開封してみましたよ♪。
開封の儀
これがパッケージです。ラメがきれい。角度によってきらきら、虹色に輝いています。高級感がありますね。
斜めから見るとこんな感じ。うむ良い感じ。
裏面もしっかりと光ります。説明は多めですがしつこくなくシンプル。
箱の上部。特に変わったところはありません。
箱の下部。容量とカラーが表記されています。容量は印字、カラーはシールでした。
いよいよ開封です! 箱がふたつと保証書が入っていました。左下の箱にはクイックマニュアルと機器本体が入っています。
ジャジャーン!!ぱっと見はスマホですな(^_^;)。
でも右下に輝くウォークマンのロゴがカッコイイ!
ディスプレイ下部にはAndroid端末である印の戻るボタン、ホームボタン、メニューボタンが並びます。
本体の上に乗っていたクイックマニュアル。もっとも基本的だけれど初心者が躓くポイントがまとめられています。
もう一つの箱には何が入っているのかな?
イヤホン(有線)と、充電用USBケーブル(独自規格)、クイックスタートガイド1、2、取説、相談窓口案内、使用上の注意、製品登録案内、歌詞ピタ広告が入っていました。
充電用USBケーブルが専用なのが残念やな〜。ミニUSBかマイクロUSBにしてくれたら嬉しかったですが、iPodも違うし仕方ないかな。
以上で開封の儀は終了です。ありがとうございました。
外観をもう一度見てみる
背面は手にフィットするようにわずかに曲線になっています。左上に見える穴はリセットボタン。
ウォークマンのロゴ上部にある二つの穴はスピーカーです。iPod touchやiPhoneでは本体下部に片方だけにあることを思うと音への拘りを感じます。
上部は電源スイッチのみ。押しやすい形状になっています。
下部にインターフェースが集中しています。ヘッドホンジャック、WM-PORTジャック(充電・データ通信用)、ストラップ取り付け口があります。内蔵マイクも下部にあるようです。
右側はHDMIジャックと、ダブルドットボタン(ウォークマンロゴ)、さらにボリュームボタンがあります。
持ってみるとこんな感じ。iPhoneよりひと回り半大きいという印象。私の手は小さい方では無いですが、片手親指で画面全体が届かないです。両手で操作するか、持ち直しをする必要がありますね。
初期設定
ウォークマンNW-Z1000シリーズを起動して初期設定をしましょう。上部の電源を……。と思ったのですが落とし穴が……。電源が入らないのです。工場出荷状態では充分に充電されていないようです。
確かにマニュアルには「ご注意」で一番はじめに書かれていますが……。さらにPCに接続して充電させると自動的にUSBマウントされてしまい、マニュアル通りの操作ができないんですよね……。
USBマウントされてしまったら、OFFで接続を解除した後、戻るボタンをタップすればマニュアルの画面に戻ってきました。私は他のAndroid端末を操作したことがあるので対処方法が予想できたけど、初めて触る人には厳しいかもなぁ。マニュアルは改善の余地有りかな、と。
後はマニュアル通り設定を進めることで普通に使えるようになりました。見た目はそのまんまAndroidですな。うむ。こんなプレイヤーが欲しかったんです。いいぞソニー、いいぞウォークマン!!(^^)/。
音楽転送は?
iPhoneやiPod touchの場合は、iTunesを利用しますが、ウォークマンではX-アプリ(エックス・アプリ)というソフトを利用します。ちなみにWindows専用です(^_^;)。これはどうかと思いますよね、ほんと。Macユーザーはこの時点でウォークマンの購入を諦めざるを得ないですもんね。
後は基本的にはiTunesと同じような機能のようです。使用感などいろいろあると思いますが、まだ使い込めていないので機会があれば改めて書きたいと思います。
音質は?
さすがはウォークマン。イヤホンにもしっかりと拘ります。この辺はiPodと違いと気合いを感じます。インナーイヤホンなので音がこもるかな?と心配しましたが、まったく問題ありません。いい音ですね。ジャックも金メッキされていますしね。
iPhoneにこのイヤホンを接続して聞いてみると、いい音です(^_^;)。うん。イヤホンがいいようですね。正直なところウォークマンとiPhoneで音質の違い、差は私の耳では分かりませんでした。ごめんちゃい。
ちなみに私の耳はiPhoneに付属している標準イヤホンでも充分いい音だと感じる人なのであまり参考にならないかもしれません。
ここがGood、ここがうーん
ざっと使ってみたファーストインプレッションで、Goodな点とうーんな点を書いておきたいと思います。
ここがGood
- Android 2.3搭載でサクサク&快適
- GPSがある
- 標準DLNAアプリが安定している
- 画面の消え方がテレビみたいでカッコイイ
細かい仕様を確認せずに購入しちゃったんですが、速度に特に不満は感じません。サクサク動いています。Android2.3、4.3型、TFTカラー液晶、WVGA(800×480ドット)と現行のAndroid端末のスペックを有していると言えるでしょう。
予想外だったのがDLNAアプリが良い感じ。DLNAサーバがあるのですが、iPhoneアプリは不安定なものが多いのでウォークマンで見る機会が増えるかも。
細かいところでは画面の消え方が、ぷちゅん!とテレビが消えるようなエフェクトが気が利いていてカッコイイ。その他にも随所でソニーらしさが出ていてGoodです。
ここがうーん
- 専用ソフトがWindows専用
- カメラがない
- 外部メディア非対応(SDカードなどで容量を増量できない)
- 充電がiPhoneより時間がかかるような気がする
やっぱり専用ソフトのX-アプリがMac非対応という点がBad!! 対応する気は無いんでしょうかねぇ?ソニーさん。
カメラが無いのも残念。iPod touchも初期モデルは非搭載だったので、次期Zシリーズでは搭載してくるかな?
外部メディアによる容量の追加ができないのは、iPod touchと同じ路線で大容量タイプは高価格帯に設定できますもんね。ここが儲けしろなんでしょうか。でもここで差別化してくれたら、お!ソニーやるな!ってなったと思うんですけどねぇ。
総評
思わず衝動買いをしてしまった、SONY WALKMAN Z1050(R)。ウォークマンを買うのは実に20年ぶりくらいになると思います。当時のウォークマンと比べものにならないほど進化しているのは言うまでもありません。
ソニーもAndroidのスキルが溜まってきて、いいプロダクトが作れるようになってきましたね。大きな欠点が見つかりません。でもその一方で、贅沢な悩みですが、「ソニーらしさ」が薄れてきたなと言った感もあります。
時代はオープン化が進んでいます。音楽や映画などコンテンツをいかにオープンにし著作権を保護して商売を継続させるか。そのさじ加減が難しいところに来ていると言えるでしょう。
Googleがアップルに対抗し音楽配信をアメリカで始めましたが、ウォークマンの独自企画との棲み分けと融合をどのように進めるのか。今後の動向を注目したいと思います。
何はともあれ、ようやく登場した、Andoroid touch(おいおい(^_^;))の大本命、ウォークマン タッチ(こらこら)。しばらく使ってみてみます〜(^^)/。
【2011/12/08 23:50追記】
ウォークマンへ音楽転送について補足をば。専用ソフトを使って音楽を転送するのが基本操作になりますが、USBストレージ接続をすることで、Macからウォークマンに音楽をコピーできます!
コピー後、データベース更新が自動で走り、コピーしたMP3の音楽をちゃんと標準の音楽アプリでウォークマン上で再生できます♪。
専用ソフトはWindows専用ですが、「完全にMacお断り!」というわけではないようなので、ご参考まで!
【追記ここまで】