■ 予想通りにいまいちなところ
- Flash非対応
- 漢字変換精度
- 文字がメインのiPhoneアプリの2倍表示モードが実質使えない
■ 予想外だったいいところ
- Safariで普通にブラウジングできる
- YouTubeがSafari上で再生可能
■ 予想外だったいまいちなところ
- iTunesで
ハイブリッドアプリユニバーサルアプリなのかiPad専用アプリなのか一目で分からない - Gmailの2ペイン版が使いづらい
こんなところでしょうか。いろいろ試しながらだったので忘れちゃったところもありますが、だいたい新製品って期待しすぎて実物を触ったらガッカリしたり、すぐに飽きちゃったりするのですが、さすがはiPad。期待通りのデキです。
iPhoneアプリがそのまま使えるのは嬉しいところです。実際には実用に耐えがたいアプリがあるのも事実ですが充分使えるものもあります。これまでの資産を完全に無駄にしないこの対応は歓迎したいところです。ハイブリッドアプリユニバーサルアプリが増えることを期待したいですね。
また、特筆すべき点はSafariの快適さでしょう。画面が広くなったので当然と言えば当然なのかもしれませんが、ブラウジングがかなり快適です。これまでiPhoneで表示最適化するためのアプリがあったりしましたが、iPadではそれがほとんどの場合において不要だと感じました。iPadでは最適化系のアプリを購入する必要は無いかもしれません。
逆にGmailなどiPadに最適化されたサイトが使いづらかったのには驚きました。操作が慣れていなかったのが原因かもしれませんが。通常のGmailを表示させてみると「簡易HTML版」になっています。これはFlash非対応なのが影響しているのでしょうね。Google先生には整理や調整をして欲しいな、と思いました。
iPadを使っていて何も違和感なく使い出せたのは驚きです。恐らくiPhoneユーザーだと何も悩まずに使い出せたことでしょう。統一されたデザインは素晴らしいの一言に尽きます。そしてMacを使ってみると……。これまた違和感何一つ無く使えます。この辺がアップルの強さを感じます。
多くの企業は縦割り組織のため各製品に技術の共通化などはあってもUIやデザインに統一されたものはそう多くはありません。その点アップルはすべての製品に統一性を持たせ、本来まったく違うジャンルの製品でも違和感なく使い出せるのは紛れもなく「強さ」であると言えるでしょう。
そう言えば、時価総額がMSを抜いたと先日大きく報じられていましたが、そう言えばあちらの企業はバージョンを追うごとに同じWindowsやOfficeでもがらっとUIやデザインを変えちゃうとか信じられませんね(^_^;)。
話が脱線しましたが、iPadを使ってみてジョブズ氏が言われていたように本当に、iPhoneとMac(PC)のちょうど中間的なハードだと感じました。ブログ記事を書いたり写真編集・動画編集なんかはMac(PC)でやればいいのであって普段、リビングで使うような用途ならばiPadがまさに適任なのだと思います。iPadを弄りだしてまだ12時間。これからどのように生活が変わるか。楽しみです。