このニュースにはとても驚きました。HPの本当の狙い……。詳しくはこの記事を読んでいただきたいのですが、HPがPalmを手に入れたことでこれまで「パソコン」が戦いの場でしたが、ついに「モバイルコンピューティング」へ移った、と言えるのではないでしょうか。
もちろんこれまでも携帯電話やPDAと言ったジャンルのモバイル機器は多く存在していましたが、機器や通信インフラのスペックが低く正直なところ「使い物にならなかった」というのが本音でしょう。
それがここ数年で液晶の性能が飛躍的に上がり、CPUの処理能力も向上し、メモリも安くなり、バッテリーも持つようになった。そして通信速度も数百kbpsが出るようになり、ようやく環境が整った。と言えます。
iPhone、Android、Blackberryと言ったいわゆるスマートフォンと呼ばれるスーパー端末が人気なのも納得です。ここ数年でこれまでの携帯電話とシェアが逆転するという予想も出ているくらいです。
このタイミングでHPがPalmを手に入れたのは良いタイミングだったと言えるかもしれません。クラウドコンピューティングもさらに加速しさらにスマートフォン市場が活気づくのは間違いなさそうです。