経済産業省は18日、省エネ家電の購入を促す「エコポイント制度」の期限を2010年末まで9か月延長する方針を固めた。
対象製品も現行の地上デジタル放送対応テレビ、エアコン、冷蔵庫の三つに加えて省エネ効果のある発光ダイオード(LED)照明器具などにも広げる考えだ。電気自動車など環境対応車への「エコカー補助金」も10年秋まで6か月程度延ばす方向で調整する。
経産省は、期間延長の費用を2009年度第2次補正予算案に盛り込むよう求める。環境省はエコポイント制度を期限を切らずに継続すべきだとしており、今後、財務省などと調整を進める。
二つの制度はいずれも10年3月末が期限となっているが、制度の効果で企業の生産が持ち直しつつあるため、期間延長で景気の下支えを図る狙いがある。
家電製品は年末が最も売れる時期であるため、エコポイント制度は期限を来年末までとする。一方、エコカーは秋の行楽シーズンが終わるころを期限とする。年度いっぱいの措置とはしないことで、延長に伴う経費をなるべく抑えたい考えだ。
「エコポイント」来年末まで延長検討…経産省(読売新聞) – Yahoo!ニュース
このニュースでプラスとマイナスの効果がありますね。「今後約1年に渡って、企業の業績の下支えが期待できる」という投資家や市場でのプラスの面と、「慌てて買わなくても済む」という消費者の行動でのマイナス面があると思います。
我が家はまだブラウン管テレビしかないので、消費者としての想いが今のところ強くて、この冬のボーナスで液晶テレビの購入を検討していただけに、「この冬はいいか」と思ってしまいました。
この冬のボーナス商戦では、少なからず影響がでるでしょうね。「最後のボーナスのチャンス!」から「残り3回!」となるのですから……。ただ正式発表は、恐らく冬のボーナス商戦の後になるのでは無いでしょうかねぇ?