たまには大阪ローカルネタを書こうかと思います(^_^;)。
大阪は今、厳しい状況なんですよね?。不景気&本社の東京流出が続出などの影響で人口がジリジリ減ってきている状況。そんな中、都市部の再開発がラッシュで都市部への投資が集中しています。
特に梅田、なんば、天王寺が百貨店競争が激しい!そんなに百貨店で買い物をする客がいないよ!と思える状況です。これから数年でまだまだ新しい百貨店がオープンしたり、増床するっていうんですから、本当に状況を理解してる?と不思議でなりません。やってる方も止まることを許されない、という状況なんでしょうけども……。
そんな中、梅田と難波に挟まれた位置関係にある心斎橋は微妙な存在。百貨店としては歴史がある街なんですが、そごうと大丸の2店がやっていけるだけのキャパがあるかと言えば正直辛い。そごうが一度、撤退した後、店舗を新築して2005年に再進出してきた時は、「本当にやっていけるの?」と思ったのですが、案の定、わずか4年で閉店……。大丸が安い価格で買い取った形になりました。
8月31日の閉店後、改装工事が行われていましたが、11月14日、大丸心斎橋店「北館」としてオープンします!!興味があったのは品揃えをどうするのか?という点。ただ単に本館の売り場を北館に分散するだけでは効果が半減するだけと思っていたのですが、「若者」にターゲットを絞ってきました。
本館は40歳?60歳をターゲットにしてきただけに、18歳?34歳をターゲットとした点が面白いです。「心斎橋」は若者が多い街ですし百貨店として新しい試みであることは間違いなさそうです。
今後、増床ラッシュが続く百貨店業界ですが、キーワードは総合百貨店ではなく、ターゲットを絞った「専門百貨店」ですね。百貨店もスーパーも“総合”の時代は終わったと言えるのかも。
……ところで、本館のターゲットが40歳?60歳、北館のターゲットが18歳?34歳って書いてますが、35歳?39歳はお呼びでない??(^_^;)。