NHKの映像・音声の素材がなんと1000本以上も無料で利用できる「NHKクリエイティブ・ライブラリー」がオープンしました。映像中に「NHK」のロゴが入っていますが、著作権表示のルールを守れば、ロゴ部分を消すことも可能だとか。
NHKの良質な素材を無料で使えるというのは、ものすごいインパクトですね。ダウンロードできる素材はプロユースには使えないレベルとはいえ、趣味の範囲での利用では十分でしょう。(MPEG-4形式(映像は.mp4、音声は.m4a)。映像は1分程度で、サイズは640×360ピクセル、500kbps程度。)
素材販売をしている業者への影響が心配されますが、そもそも家庭用ユースで映像・音声素材を購入するという習慣が無かったように思うので、それほど影響はないのでは?と思います。
逆に、1000本以上もの素材を使うことでどんな作品が公開されるのだろうか?というわくわく感の方が高いですね?。
ちなみにニュース記事の最後に
子どもや若者が主なターゲット。受信料で作られた映像をユーザーに還元すると同時に、子どもたちの創造性や映像リテラシー、著作権意識の向上を目指すとしている。
NHKの映像素材、1000本以上を無料提供 「NHKクリエイティブ・ライブラリー」 – ITmedia News
とあるのですが、それだったら「受信料」を払っていることが前提なんだから、契約番号を入力させたりしたらいいのに。と思ったりもしました(^_^;)。認証などが煩雑になって使うのにハードルが高くなることを避けた結果なのかな?
そういう意味では、その後の「子どもたちの創造性や映像リテラシー、著作権意識の向上を目指すとしている。」が主なのでしょうね。なかなかいいサービスですね。結構評判もいいようなのでどんどん素材を追加して欲しいですね。