携帯電話のメールアドレスは、「携帯からしか送れない」という固定概念があるのですが、最近ではその壁が崩れ始めています。元々メールの概念からかけ離れた携帯電話のメール。それがようやく普通のメールになりつつる、という事でしょうか。
携帯電話のメールアドレスの意味するところは「信用」という点が大きかったと思われます。携帯電話のアドレスを持っているという事は間違いなく、そのキャリアの携帯電話を持っているわけで、契約をしている、すなわち所在地等がしっかりと分かっている(建前上はね!)という事がいえました。いわゆる、「プロバイダーメール」と同じ感じでしょうか。
でも携帯電話の場合は、送受信についても縛りをかけており携帯電話からしか操作ができないようにしてしまったのです。この時代が長く続いたおかげで日本は独自の仕様となってしまい、世界標準とは少し違ったメール文化を歩んだといえるでしょう。
私は勉強不足で知らなかったのですが、NTTドコモは「iモードメール」をパソコンで送受信できるサービス「iモード.net」を提供されています。月額210円(別途、携帯電話でiモードの契約(315円)も必要です。)で、パソコンからもiモードメールが送れるようになります。
このサービスに別途お金を取るのかよ!とは思いますが、これまでのドコモからすれば考えられないようなサービスです。ウェブメールサービスなので、フルブラウザが使える機種ならば、iPhoneやauの機種からでも使えるようです。
今回はメールのお話でしたが、メールに限らず、「日本仕様」が非常に多い携帯電話。もっともっともっと、自由化が進む事を切に願う、iPhoneユーザーのひとぅでした( ̄∀ ̄)。