ページ内のどこを見ても私の住んでいる地域の情報が無く、iPhoneのページを閲覧していると、近所のソフトバンクショップの広告が表示されているではありませんか!
IPアドレスからある程度の地域を特定できるので、その技術を使っているのだろうと思うのですがこれは微妙な感じがしますね。
「私の地域を調べて広告を出すなんて」と嫌がる人もいるかもしれません。一方で「地域に密着した広告の方が自分にも役立つお得な情報があるかもしれない」と考える人もいるでしょう。どちらかというと私は両方の印象を受けました。
これだけ発展したインターネットの広告技術ですが、未だにクリック報酬というのもいかがなものかと思います。クリックしなくてもページビューの多いサイトならば少なからず利用者の目に入っている(位置が重要ですが)わけで広告効果がゼロという事はないでしょう。一方で、クリックしてもすぐにページを閉じられては意味がありません。
そう言う意味ではユーザーが興味がある有益な情報を広告からゲットできるかも、という印象を持ってもらうことも重要なのでは無いかと思います。とは言っても技術的に可能であってもプライバシー保護の問題で実現が困難な事も多いでしょう。事実、GoogleではGmailや検索履歴からユーザーごとに膨大なデータを既に蓄積しているものと思われます。あとはこれらの情報をどう活用するか、ですね。
私は基本的に過剰なプライバシー保護よりも利便性、効率性などを優先したい考えだったりします。一方でそう考えない人も多いでしょう。この辺のバランスが非常に難しいところですね。
GoogleAdsenseの広告を見て、いろんな事を考えてしまいました(*^_^*)。