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ビクターEverio GZ-MS120を買ってみた。

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楽天市場の「Joshin Web」でビクターのデジタルビデオカメラ「Everio GZ-120」が11日夜?12日未明にかけてセールで、29,800円でした。(現在は44,800円)クレジットカード利用OK、送料無料、という事で思わず勢いで購入しちゃいました。後悔はしていません(^_^;)。

で、昨日商品が到着。早速触ってみました。

感想は……「アナログテレビで見るならば何ら遜色の無いレベル」。というもの。我が家はまだアナログテレビなのですが、数年前のminiDVを採用していたビデオカメラのレベル以上のものいう感じ。

ハイビジョン機が主流になりつつある今、何でこの機種を?という意見もあると思いますが、我が家ではこれまでminiDVのSONYハンディーカムを使ってきていました。miniDVのままだと見返すことが無く、眠っていました。先日のゴールデンウィークにminiDVからWindowsビデオメーカーを利用しWMV化しました。この作業が実に手間でした。

ビデオカメラで再生をしてやってダビングする……何とも古くさい手法です。ミニデジタルビデオなのに……。とかぶつぶつ言いながらやっていたのですが、もうこんな作業をやりたくない?!!という事で簡単にパソコンに取り込めるビデオカメラを探していたのです。

実はここ数年、普段撮りにはサンヨーの「Xacti C6」を使っていたのですが記念日などイベントがあるときは、ソニーのハンディーカムで撮影をしていました。やっぱりXactiは画質が悪くピント合わせのレンズの音がマイクに入っちゃうんですよね。

で、何を買おうかと探していたのですが、どれもハイビジョン対応なものばかり。編集をするのも一苦労でパソコンのスペックも高いものを要求されます。前述の通り我が家はまだアナログテレビですし、当然Blu-rayレコーダーも無い……。そう考えるともう少し機が熟すまで、640×480程度のビデオカメラで「ちゃんと撮れる」のを買おう。という事に。

そこで目をつけていたのが、Everio GZ-MS120という訳です。

ヨドバシカメラ梅田で44,800円の10%還元でしたが、カカクコムの3万円ほど、というのを見ていたのでお店では買いませんでしたが気になっている矢先、ジョーシンのセールにまんまと引っかかりました(^_^;)。

さて、ハイビジョン機を買わなかった理由で、「編集が大変」というのを書きましたが、撮った映像は簡単に切り貼りをしてまとめておきたいのです。Xactiの時はMPEG4動画だったので(拡張子は.mp4)、QuickrTimeProで切り貼りし、MPEG4のまま保存(拡張子は.mov)できてとても楽ちんでした。そのまま保存するのでエンコードの時間もなく、また画像の劣化がないのもよかったです。

それが今回はどうなるのか。これがいろいろネットで調べてみたのですが見つかりませんでした。

私の環境と経験を以下に書いておきます。Everio GZ-MS120(MS130も同じですね)の購入を検討されている方はご参考まで……。

Everio GZ-MS120では動画はSDカードの[SD_VIDEO] > [PRG001]に、「MOVxxx.MOD」と「MOVxxx.MOI」というファイルが対でできます。「PRG001.PGI」は管理ファイルだそうで消すとカメラを起動したときに、管理ファイルが壊れてる!と怒られて自動で再構築してくれます。

この中の「MOVxxx.MOD」がMPEG-2形式の動画になります。ここで注意が必要なのが画面比。デフォルトで16:9になっているのですがこれが実に扱いにくい状態になっています。画面比を4:3に切り替えることで以下の作業が可能になります。

(よく分からないのが16:9でも4:3でも解像度が720×480ピクセルという事。MPEG-2の規格で内部的に切り替えとかしているのでしょうか??)

そんなことで、4:3の比率で撮影した動画(拡張子.MOD)をダブルクリック。WindowsVistaの場合、そのままの拡張子でWindowsメディアプレイヤーで再生ができました。WindowsXP+メディアプレイヤー11では音声が出ません。ffdshowをインストールすることで再生が可能です。(16:9の場合はVistaでも正常に再生ができません。ffdshowをインストールすればOKです。)

撮影モードは4種類。私はスーパーファインかノーマルかで悩んでいます。実際に25秒ほど撮影してみてファイルサイズを見てみました。撮影する被写体により容量は変わると思いますが、ご参考まで……。

モード 画質 音質 ファイルサイズ(25秒)
ウルトラファイン 720×480 8.5Mbps 48kHz 384kbps 30.0MBytes
ファイン     720×480 5.5Mbps 48kHz 384kbps 18.9MBytes
ノーマル     720×480 4.2Mbps 48kHz 256kbps 14.8MBytes
エコノミー    352×240 1.5Mbps 48kHz 128kbps 5.8MBytes

さて次は編集。これもWindowsVitaだと、Windowsビデオメーカーで拡張子が.MODのまま取り込みができて、編集も問題無くできました。編集後はWMV形式で出力することになります。(動画の時間と同じくらいエンコードに時間がかかります。)また、16:9の動画は4:3で再生され人物がたて長く細くなってしまいうまく編集できません。

WindowsXPでの動作は、拡張子が.MODだと取り込みができず、.MPGだとチャレンジはするのですが、メソッドが多いと弾かれてしまいます。XPの場合は市販の付属のソフトを使うのが間違いなさそうです。

以上をまとめると、この機種は「.MOD」というMPEG-2ファイルが生成され、WindowsVistaだと再生・編集が容易にできます。WindowsXPだと付属のソフトを使う事になります。また16:9だとVistaでもうまくいかないので4:3で録画した方が無難なようです。

パソコンが高性能化したといえどもまだまだハイビジョンやH.264の動画を編集するのはまだまだ大変です。また動画サイズも膨大になりバックアップも大変になるので、まだまだこのサイズの動画も需要があるのでは、と思います。

機種ごとに仕様の囲い込み、ブラックボックス化が激しくて「やってみなければわからない」的な感じになっているのが私たちユーザーにとっては困りますね。ビクターさんもホームページで掲載されている仕様があまりにも少なすぎますよね……。いつ使えなくなるか分からない付属ソフトなんて使いたくないんですよね……。重たいし、使い勝手も悪いし……。

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