iPhoneはユーザーが難しいことを考えることなく使えるのが最大のメリットで特徴です。その一方で、アップルが準備した環境でできないことはユーザーは、実現することが難しく、やりたいことができない!というジレンマや歯がゆさを感じる方も多いと思います。
特に、パソコンに詳しい人やカスタマイズが好きな人。データはプレーンな形で自分で管理したい方などなど。中級者以上の方は特にそう感じるのでは無いでしょうか。
そんな方々には、「AnyTrans」を使ってデータ管理をすることをオススメします。
AnyTransは、iPhoneの総合管理ソフトで、これまでiTunesで提供されていたけども現在は廃止された機能の、アプリのバックアップ・インストールや、着信音の流し込みなんかもできちゃいます。
AnyTransを使ってみた
AnyTransはWinodws、Macで利用できる有償ソフトです。1台のWindows PCまたはMacにインストールできるシングルライセンスは5,980円(現在は3,980円でセール中)、5台インストールできるマルチライセンスは、12,980円(現在は5,980円でセール中)です。
多言語に対応し、日本語にも対応しているので安心です。
iPhoneをPCにLightning USBケーブルで接続し、AnyTransを起動します。iPhoneデバイスが認識されます。
メニュー画面です。説明しきれないほどの多くの機能があります。デバイス管理、iCloud管理、バックアップ管理、着信音管理、動画・音声ダウンロード、Appダウンロードは特に役立つ機能です。
Androidと違って、PCとiPhone間でデータ連係の自由度が低いためこのようなソフトが必要となります。
デバイス管理ではiPhoneのデータを編集したりダウンロードしたりできます。ほぼ全てのアプリに対応しているのはAnyTransのすごいところ。さすがはこの手のアプリの老舗、と言えるでしょう。
アップルはデータの抽出を不便(あるいはできないよう)にしているのは、間違いなく他環境への移行をしにくくしているのは間違いありません。
iCloud管理にログインしてみました。
iPhoneだけでなく、iCloud上のデータの管理も可能です。ダウンロード機能を利用することでプレーンな状態でバックアップできるだけでなく、他環境へのデータ準備も可能となります。
自分のデータは自分の手元に置いておきたい方へ
ものすごく基本的なことですが自分のデータはいつでも自由に取り出せて、バックアップを取ったり、他の環境へ移行することが自由にできる必要があるハズなんですが、残念ながら、アップルはそのように考えていないようで、自社のサービスを使い続けるように、あらゆる手段でユーザーのデータの囲い込みを図っています。
難しいことを考えずに、簡単にスマホデビューができるiPhoneは、気づいたらアップルに囲い込まれていた!なんて事になっている日本人はとても多いでしょう。
自分のデータは手元に置いておきたい。自分の好きなように加工・編集したい。という方にAnyTransはピッタリなソフトだと思います。
ただし、利用は自己責任でお願いします。アップルの非推奨な使い方となるため、このソフト経由で流し込んだデータが破損するリスクがあることは認識しておく必要があります。iPhoneなどのバックアップを事前に取っておくようにしましょう。
気になる方は、AnyTransのサイトをご訪問の上、詳細をご確認ください!