Office 365 Soloを契約中の私は、OneDriveをメインのクラウドストレージとして利用しています。ファイルオンデマンド機能を利用すると、ローカルディスクが消費しないため、気に入っているのですが、重大な弱点を見つけてしまいました。
それは、一括ダウンロードの速度が遅いということ。今回はこの点についてご紹介します。
ブラウザを利用した一括ダウンロード速度が異常に遅い
OneDriveを通常利用していると、ローカルディスクへのダウンロード、クラウドドライブへのダウンロードなど速度に不満はありません。大量のファイルでもすぐに同期が完了します。
問題はブラウザを利用した場合です。
ファイルを単独でダウンロードすると、約15MB/Sの高速ダウンロードが可能です。
一方、ファイルを複数選択してダウンロードした場合、フォルダを選択して一括ダウンロードすると、びっくりするほど、低速化され、200KB/Sしか出ません。
いやいやいや。
何かの間違いだと思い、何度も試しましたが同じ状況です。
OneDriveの共有機能を利用し、呑み会の写真やビデオを共有した時に、一括ダウンロードが遅いよ!!と友人に指摘され、初めて気づいたのでした。
対処方法は、ダウンロード用ZIPファイルを作成すること
配布したいファイルがある場合は、ファイル単位で共有するのではなく、ローカルディスクで複数のファイルを圧縮して1つのZIPファイルをクラウドにアップした上で、共有すれば、ファイルサイズが大きくても高速ダウンロードで、スムースな受け渡しが可能となります。スマートな方法ではありませんが、仕方がありません。
残念な事に、OneDriveのブラウザ上で、クラウド上の複数のファイルを圧縮することはできません。これができたら配布したいファイルを複数していして簡単に圧縮&公開ができるのですが。
そもそも、複数のファイル(2つ以上でそうなります。)を選択してダウンロードするだけで速度が何十分の一になるという謎の仕様は、何とかなりませんかねぇ?マイクロソフトさん!!
同じような意見をネット上で見かけることがないのですが、私だけの現象なのでしょうか?改善法があるのなら、ぜひご教示いただきたいものです!