4月に入り新生活をはじめている方も多いと思いますが、携帯電話料金はどのくらいかかっていますか?我が家ではこどもたちが、高校生、中学生となり携帯電話を本格的に利用するお年頃になりました。
年金生活のおばあちゃん、共働きの両親、高校生・中学生といった家族構成の携帯電話料金は月額おいくら?をご紹介します。
参考にしていただければ幸いです。
携帯番号が必要&ガラケーのプランが必要な世代と、始めから番号を持たない世代が混在
オーバーな表現ではなく、つい数年前までは携帯番号やキャリアメールは「一生もの」だと考えられていました。
ちょっと表現が良くないですが、携帯電話番号はMNPが始まる10年ちょっと前(2006年10月)までキャリアに人質に取られていました。携帯番号を変えたくないからキャリアを乗り換えられない。という時代だったのです。
MNPが解禁されても、まだまだキャリアのメールが主流だった頃は、キャリアのメールアドレス(****@docomo.ne.jpなど)を変更したくない。という理由からMNPに踏み切れない人が多くいました。
2011年以降、スマートフォンやLINEの普及により状況は一変します。
家族・友人との電話やメッセージのやりとりはLINEですませてしまう人が増えたのです。そうなると、電話番号やキャリアメールの重要度は下がってきます。さらには、話し放題の必要性まで崩壊してしまいました。
これまでのキャリアによる囲い込みは見事に崩壊されたのです。
ここで、ひとつの境界線が存在しています。
- 携帯電話の利用年数が長く番号を変えたくない
- ガラケー時代のキャリア内の話し放題はやめられない
どしてもこの2点を譲れない層が存在します。我が家では、おばあちゃんと嫁がそれに当たります。(笑)
電話番号が変わったら連絡すればいいのでは?と考える人が多い中、20年以上、同一番号で利用していると愛着もあるし、引っ越しを繰り返し、固定電話番号が変わってしまった今、滅多に連絡を取らない親戚、友人から唯一連絡が取れるのが、携帯電話番号だけ、という事があるのです。
この状況でさすがに電話回線は解約させることはできません。MNPをして電話番号を存続させる必要があります。
2つめについても親戚間や職場では未だに、ソフトバンクのホワイトプランで無料通話(1時〜21時)を利用していて辞められない。という人もいます。DSDSをするにしてもソフトバンク回線は辞められないという事情があります。
このように、辞められない事情がある一方、私のように早々に携帯番号とキャリアメールを捨て、IP電話とGmailに乗り換えた人と、始めからLINEを使う世代がいます。この層は実に自由に、そして柔軟に好きな回戦を選択できます。
携帯電話はツール、回線は安く使えればいい。と考える人たちです。
我が家ではこういった層が混在しています。実際に同じような構成のご家庭が多いのでは無いでしょうか。
MVNO+SIMフリースマホ+ガラケー(キャリア)の組み合わせ
前述のような状況を実現するために、以下のような構成になります。
- MVNO回線(5回線)(うち1回線は通話付き)
- ガラケー(SoftBankホワイトプラン)
具体的な内容と月額料金は以下の通り。
回線 | ?プラン名 | 内容 | 月額料金(税別) |
IIJmio | ファミリーシェアプラン(13GBをシェア) | 3回線はSMS付データ回線、1回線を追加契約で通話SIMで契約 | 4,080円 基本:2,560円 SMS料金:140円(SMS)×3枚 4枚目追加:400円 音声SIM:700円 |
LINEモバイル | ?LINEフリープラン(1GBまで) | LINEアプリの通話・トークが使い放題。LINEの年齢認証も可能 | 500円 |
ソフトバンク | ?ホワイトプラン | ソフトバンク同士は1時〜21時話し放題 | 1,234円 ホワイトプラン:934円 ウェブ使用料:300円 |
IP電話 | LaLa Call | 100円の通話料付き | 500円 100円×5回線 |
ユニバーサルサービス料 | 20円 2円×10回線 |
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合計 | 6,334円(税込6,840円) |
価格には端末代金が含まれていないので単純に三大キャリアの料金と比較はできませんが、家族5人で税込6,840円はなかなか優秀ではないでしょうか?
IIJmioのファミリーシェアプランは最大3回線まで、12GBをシェアできます。4月1日から10GBから12GBに増量されたのも嬉しいポイントです。
さらに、12GBでは足りなくなった場合は、大容量オプションもあります。20GBは3,100円、30GBは5,000円となっています。
ちなみに我が家の残量は、5月に入り前月分が繰り越され24GBになっています。つまり4月は3月繰り越し分の10GBを使い切らなかったという事になります。
まだまだ余裕がありそうです。
さいごに
今回は、我が家の通信量をご紹介しました。
電話番号や利用している機種やプランによって、最適な選択は人それぞれですが、ひとつの参考としていただければ幸いです。
MVNO回線を利用することによる、デメリットが無いわけではありませんが、通信量をうまく抑えて、その分を端末代金に回したいですよね。
個人的な感想としては、月額料金のコストダウンもさることながら、2年縛りからの解放。これがMVNO回線を利用する最大の利用だったりします。(o´∀`o)