ネットカフェ難民という嫌な言葉が出てしばらく経ちますが、ネットカフェならぬネットルームが人気なのだそうです。
「派遣切り」にあって、ネットカフェ難民化をしいられる労働者が問題になる中、ネットカフェならぬ「ネットルーム」が満室状態だ。「完全個室」なのと、24時間1800円とネットカフェより値段が安いのが魅力らしい。また、寝る場所を提供するだけでなく、利用者への就職支援活動もしている。
J-CASTニュース : ネットカフェならぬ「ネットルーム」 「完全個室」一日1800円満室続く
ネットカフェより安い金額で完全個室なので人気で長期滞在者も多いのだそうですが、それよりもこの記事では、最後に感動しました。
マンションの清掃などは人が集まりにくい。だったら、仕事がなくて若く、しかもネットが使えるネットルーム利用者を採用すればいい。そう考えるようになったとツカサグループの川又三智彦代表は語る。
ツカサは、人材を確保するだけでなく、個人の自立支援を目的とした「公的機関に変わる民間企業唯一の試み」であるともしている。
J-CASTニュース : ネットカフェならぬ「ネットルーム」 「完全個室」一日1800円満室続く
運営しているツカサは、ここで働こうとしている人材を集めようとしているのです。これはいいアイデアだと思います。本当に働きたい人と、集まらずに困っている職種、特化した職種などなどうまく連携をすれば少しでも救われる人や助かる企業もあるのです。
何でもかんでも「派遣切り」でひとくくりにするのではなく、個々人ごとにどのような救済や支援が必要なのかを考える必要がありますね。今の状況はどうも非効率なような気がしてなりません。