メニュー
ひとぅ
新しいもの好きな「ひとぅ」が2007年10月からガジェット製品や雑貨、面白いウェブサービスなどの情報を発信しています。お得な情報や役立つTIPSも人気です。
アーカイブ
カテゴリー

【レビュー】シャープの電子ノートに新製品が発売された!「WG-S50」は正統進化!コピー&ペーストができるようになったよ!

  • URLをコピーしました!

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

P_20171013_212651_vHDR_Auto.jpg

「電子ノート」と聞いて何をイメージしますか?恐らく多くの方は、スマートフォンやブギーノートのようなものをイメージされるのではないでしょうか?

何度も書いたり消せるブギーノートとよりちょっと高機能だけれど、スマートフォンのように高機能ではない、中間的な存在のガジェットを今回はご紹介します。

シャープ 電子ノート ブラック WG-S50」(18,500円)は、WG-N10、WG-S20、WG-N20、WG-S30に続く、最新版の電子ノートです。

1〜2年ごとに新機種が発売されており、派手さはありませんが、根強いファンがいるニッチな商品です。ちなみに私は、WG-S20、WG-N20にはまってしまい、3台も購入してしまったという過去があります。(笑) 当時の様子は、お時間があれば、読んでみてくださいね。

https://hitoxu.com/03941

話が逸れましたが、今回は、10月13日に発売になったばかりの、新商品。WG-S50をご紹介いたします。購入を検討中の方もそうでない方も、ぜひご覧ください。

目次

仕様確認

項目 内容
ノート 最大合計5,000ページ(追加フォーム、しおり対応)
スケジュール帳 最大合計1,000ページ
表示 6型、600×800ドット、メモリ液晶
外形寸法 幅111mm×奥行155mm×厚さ9.9mm(専用カバー除く)
質量 約215g(本体のみ)、約285g(専用カバー・スタイラスペン含む)
電源 リチウムイオン充電池※1
使用時間 約30日(ノートの記入40分、ノートの表示80分で1日2時間使用の場合)※2
付属品 専用カバー(着脱式)、スタイラスペン、microUSBケーブル

※1:ユーザー交換は不可
※1:充電にはパソコン、または市販のACアダプター(USBタイプ)が必要
※2:使用環境や使用方法により、短くなることがある

http://amzn.to/2yjLhXr

まずはスペックを確認しておきましょう。

前機種のWG-S30から変更になった部分を黄色でマークしました。ほとんど同じです。本体重量が5gアップ、専用カバー付きの場合は25gアップしています。本体性能アップで5g、専用カバーがしっかりしたことを受け、20gアップしたということのようです。

個人的には本体はもう少し小型化できるんじゃないかな?と思うのですが、このサイズにこだわりがあるのかもしれません。

開封の儀

P_20171013_212227_vHDR_Auto.jpg

見た目に拘ったパッケージです。パッと見ると本当のノートのようです。

P_20171013_212343_vHDR_Auto.jpg

ノートのように見えますが、当然厚みもあり、そして結構な重量があります。

P_20171013_212353_vHDR_Auto.jpg

背面には特徴が書かれています。私が愛用していたWG-S20は2,000ページだったので2.5倍にもなりました!ちなみに、書いては消して使っていたので、100ページほどしか使っていませんでした。(笑) ちなみにスケジールは1,000ページまでになります。

P_20171013_212537_vHDR_Auto.jpg

開封。内容物はカバー、WG-S50本体、スタイラスペン、充電用microUSBケーブル、取扱説明書。

P_20171013_213809_vHDR_Auto.jpg

取扱説明書は薄いですが本体内に電子マニュアルが内臓されています。コスト削減になるならこれでじゅうぶんです。microUSBは何のへんてつもないので割愛。ACアダプターは同梱されていないので、PCのUSB電原またはUSB接続可能なACアダプターが別途必要です。

P_20171013_212641_vHDR_Auto.jpg

本体から見ていきましょう。専用カバーはブラックで質感はよいです。合皮でしょうか? 高級感とまではいきませんが、ビジネス利用で使っても違和感はなさそうです。ステッチがまたいいアクセントになっています。強度も増していると予想できます。

P_20171013_212651_vHDR_Auto.jpg

専用カバーを開くと本体が現れます。左側にはポケットには薄いものなら収納できそうです。ただ、画面に当たり誤動作する場合があるので注意が必要です。

P_20171013_212658_vHDR_Auto.jpg

カバーを閉じて裏側から。ペン刺しがあるので変質のリスクも低くなります。

P_20171013_212716_vHDR_Auto.jpg

もう一度カバーを開けてみましょう。持った感じは「ちょい重い」と感じました。カバー付きだと薄いシステム手帳を持った感じです。

P_20171013_212734_vHDR_Auto.jpg

WG-S50本体は専用カバーから脱着可能です。

P_20171013_212757_vHDR_Auto.jpg

本体だけで使う事も可能です。6インチディスプレイなのでスマホのそれと同じ感覚で持つことができます。重量は本体単体で215g。

P_20171013_212839_vHDR_Auto.jpg

背面はこんな感じ。プラスチッキーです。本体には専用カバーを挟み込む金属金具があります。裸で使う事をあまり想定していない作りになっています。

P_20171013_212914_vHDR_Auto.jpg

下側に端子類が集中配置されています。中央にmicroUSB端子、左側にLEDランプがあります。充電中点灯します。右側に電源スイッチが配置されています。スイッチを右にスライドさせることで、オン、オフができます。

P_20171013_212920_vHDR_Auto.jpg

製品名ではブラックとありますが、WG-S50本体のカラーはシルバーっぽいです。

P_20171013_213200_vHDR_Auto.jpg

続いてスタイラスペンを見ていきましょう。私が持っているWG-S20と違いは感じませんでした。ペンの持ち手が滑って書きづらいという意見もあるようですが、私は特にそのようなことは感じませんでした。

P_20171013_213233_vHDR_Auto.jpg

ペン先。堅いプラスチック材質です。

P_20171013_213242_vHDR_Auto.jpg

根元。クリップがあるので紛失リスクが低減します。

P_20171013_213251_vHDR_Auto.jpg

もう一度ペン先を見ておきましょう。こんな感じです。

P_20171013_213510_vHDR_Auto.jpg

専用ケースに本体を戻して、ペンも刺して見ました。

P_20171013_213520_vHDR_Auto.jpg

カバーを閉じるとこんな感じ。ペンは少し横にはみ出ます。(前作までも同様でした。)

P_20171013_213557_vHDR_Auto.jpg

WG-S20(オレンジカバー)とWG-S50(ブラックカバー)を大きさ比較してみましょう。WG-S50が一回り大きいです。

P_20171013_213613_vHDR_Auto.jpg

厚さもWG-S50がかなりの差であります。1.5倍程度の違いがありそうです。

P_20171013_213626_vHDR_Auto.jpg

画面を開いて並べてみました。パッと持った感覚でも明らかに重さに差を感じました。

以上、開封の儀でした。

シャープ電子ノート WG-S50を使ってみた

実際にWG-S50を使ってみましょう。

P_20171013_213905_vHDR_Auto.jpg

電源を入れてみます。タッチパネルの調整からスタートです。

P_20171013_213941_vHDR_Auto.jpg

続いて日時設定をしましょう。

P_20171013_214029_vHDR_Auto.jpg

視認性はWG-S20から特に違いは無く蛍光灯の下で何とか見えるという程度で、視認性良好!とはとても言えません。私は理解した上で購入しましたが、この点は完全に好みによるので気になる方は、量販店で実機確認を強くオススメします。

P_20171013_214051_vHDR_Auto.jpg

イラストやペンの太さ、濃さ、蛍光ペン、スタンプなどをフル活用したサンプルスケジュール。こんなに書き込む人はそういないでしょうね。(笑)

P_20171013_214112_vHDR_Auto.jpg

続いてノート。操作説明書はここにありますね。

P_20171013_214125_vHDR_Auto.jpg

ノートのサンプルです。どうでしょうか。私はこの視認性で問題ないと思っています。解像度もRetinaディスプレイに見慣れた人にとって粗いと感じるかもしれません。

P_20171013_214208_vHDR_Auto.jpg

ペンの書き心地は、WG-S20と比較して若干違いを感じました。画面は保護シートを貼らずに利用していますが、ペンの滑りがなくなり紙に書く感覚に近づいたように感じます。これはしばらく使うと、滑りが良くなるのかも知れません。

また、CPU速度がWG-S30の2倍になったという事ですが、WG-S20とWG-S50を比較して起動時間の違いは感じませんでした。コンマ数秒は早くなっているとは思いますが。

CPUの強化はカットアッドペーストなどの処理で必要だったのではないか?と思います。普通に使う分には元々速度に不満はなかったので、その恩恵を感じる事は少ないでしょう。

P_20171013_214310_vHDR_Auto.jpg

電子マニュアルはこんな感じで読めます。しっかり読めますね。さすが電子ノート!

Page0001

最後に私が書いた落書きを出力してみたサンプルを掲載しておきます。画面で見るとこんなに明るいことはなくもっと暗いです。

画像出力はBMP形式の他、JPEGも選択可能。ページごとに出力やノート一括出力、カレンダー一括出力が可能です。万が一ノートがいっぱいになっても出力してEvernoteなどに保存しておくといつでも見直しできるので、理論上ずーーーっと使えるノートですね。

WG-S50をMacやPCにUSB接続すると、外部ドライブとして認識します。フォルダは、BACKUP、EXPORT、INPORT、NOTEFORMが見えます。

BACKUPは、バックアップしたファイル(enote.bkup)が格納されます。インポートする際もこのフォルダーにあるバックアップファイルから復元が実行されます。ちなみに、WG-S20で作成したバックアップファイルを、WG-S50にインポートすることができました!

旧機種からのインポートの場合は自動認識して”変換処理”もされました。安心して買い替えやアップグレードできますね!!

EXPORTは、WG-S50で「画像書き出し」た画像ファイル(単体あるいは複数のファイル)が格納されます。出力される度にクリアされますので都度、MacやPCに接続して移動させましょう。

IMPORTは、WG-S50に”画像ファイルとして取り込みたい”画像ファイルを置いておき、「画像取り込み」でノートとして取り込めます。

NOTEFORMはフォームとしてひな形で利用する画像ファイルを格納しておきます。

シャープ電子ノート WG-S50 のここがGood!

  • 起動が速くすぐに書き始められる
  • 電池の持ちよく残量をほとんど気にしなくてよい
  • 書き心地が鉛筆に近い
  • コピー&ペースト(カット&ペースト)ができるようになった
  • ノート最大ページ数が5,000ページになった

「電子ノート」なのですぐに書けるというのが最低条件ですが、この点は、歴代シリーズもそうでしたが、快適に起動しすぐに使い出すことができます。

今回のWG-S50では正統進化し、コピー&ペースト、カット&ペーストができるようになりました。この機能だけで前機種を持っていた方も買い替えをしてもいいと思えるほどGoodな点です。

ノートのページ数は5,000にもなりましたが、私は使い切ることはないと思いますが多ければ多いほどいいですもんね。

シャープ電子ノート WG-S50 のここがうーん

  • 画面が暗く視認性がよくない
  • ケース付きだと重い
  • ACアダプターが同梱していない

WG-S50に限らずこのシリーズはずーっと言われ続けていますが、画面が暗く視認性がよくないです。明るい場所で利用すればまったく問題ありませんが、暗い部屋で利用する場合は見にくいと感じることが多々あるでしょう。

また、本体は重さを感じます。許容範囲なんですがもう少し軽くできたんじゃないかな?とも感じました。またACアダプターが同梱されていないので、USBケーブルて充電の手段が無い方は注意が必要です。(必要となる人はほとんどいないとは思いますが。)

さいごに

約2年ぶりに発売になった新製品、WG-S50をご紹介しました。ニッチな商品ですが新製品を発売してくれたシャープさんには感謝の言葉を伝えたいです。「シャープさん、ありがとうございます!」。

確実にブラッシュアップして使いやすくなっていく電子ノート。過去のノートもしっかりインポートできるのでこれからも、このシリーズが出れば応援したいと思います!(WG-S30はスキップしましたが。)

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

http://amzn.to/2ykJIbE

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次