マイクロソフトが提供するドキュメント共有システム、「Docs.com」がサービスを終了します。終了時期は、2017年12月15日。この日を以てサイトとコンテンツが廃止され、ドキュメント共有が解除されます。
現在、Docs.comにアクセスするとサービス終了とコンテンツの移行に関しての説明が記載されています。廃止の理由はマイクロソフトがLinkedInを買収したため、SlideShareがマイクロソフトファミリーに加わったためとのこと。
また、Docs.comからSlideShareへデータ移行サービスおよび機能は提供されません。これが一番の問題かと。ユーザー自身がOneDriveなどにデータを退避するなど大きな負担が強いられます。
廃止の理由は分かりますがデータの移行の面倒さと既にシェアされたリンクが切れる点が大きな問題があると思います。
日本では資料のシェアはあまり利用されていないのか、あまり話題にはなっていませんが、Docs.comのサービス終了は大きな問題だと思います。
われわれユーザーとしては、Docs.comち限らず、ウェブサービスを利用するということは、サービス終了が大前提として考える必要があると言えるでしょう。