「野球のセオリー」は実は錯覚?を検証

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プロ野球中継を見ていると、理論ずくめの解説者と経験則が多い解説者、さらには気合いだ。見たいな解説までいろいろいますが、多く語られるのが「野球のセオリー」。解説者は自身の経験を元に「ここがチャンス」「流れが変わる」などと解説されていますが、特に気にせず聞いていました。

それに「ここで打ちそう」とか「打たれそう」という確かな結果もあるように思うのですが、この記事はそれを実際の試合を分析しているところが面白いです。

「先頭打者を安打ではなく四球で出すと、試合の流れが悪くなる」 加藤教授のデータ通りに動く球団をX球団とする。X球団が、先頭打者に安打を打たれた場合、四球を出した場合、それぞれの失点確率は安打40・5%、四球39・0%。失点平均は安打0・832、四球0・833。ほとんど差はないが安打の方が失点確率は高い。

 ではX球団のその裏の攻撃。四球を出すことで流れが変わるなら、攻撃のリズムも狂う。だが安打を打たれた場合の得点確率は25・4%、四球の場合は27・2%。得点平均は安打0・454、四球0・540。四球で先頭打者を出した場合の方が、裏の回で得点する確率は高いのだ。

 「2アウトから出塁されると流れが悪くなる」

 これが正しければ、三者凡退で打ち取った次の回は、そうでなかったケースよりも得点確率は高いはずだ。

 だがX球団がB回表を三者凡退で抑えた場合、B回裏の得点確率は26・2%、得点平均0・492点。X球団がB回表二死から走者を出し得点された場合、B回裏の得点確率は28・1%、得点平均0・580点。全イニングの平均値と比べると、三者凡退で打ち取っても平均値以上に得点確率は上がらず、走者を出しても得点確率は下がらなかった。

 同様に「エラーをすると流れが悪くなる」「ホームランは流れを変える」などを調べたが、そのような結果は出なかったという。

 加藤教授は「過去に起こった回数よりも、印象の強さが、ゲームの流れといわれているのではないでしょうか」と話す。
野球のセオリー、実は“錯覚” 名古屋大大学院・加藤教授らデータ分析(産経新聞) – Yahoo!ニュース

記事では、そのような結果は認められないと伝えています。こうしてデータを示されるととてもわかりやすい。と、言うことは「野球のセオリーを気にせずそのイニング、プレイに集中」することが大切なようです。

加藤教授は「野球人の錯覚」という書籍を出版されているようです。興味のあるかたはお読みになってはいかがでしょうか。

野球人の錯覚
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