iPhone 7で3.5mmミニジャックが廃止され、今後のスマートフォンもその流れが加速しそうですが、やはり音楽を聴くなら有線で。という方も多いのではないでしょうか。
無線型イヤホンは、電波を飛ばすことによる音のタイムラグや音質劣化はどうしても避けることはできません。有線イヤホンは利用シーンにより今後も必要とされるのは間違い無いでしょう。
今回は「Jayfi JA40 カナル型 HIFI マイク付き 手作り高級イヤホン ブラック」(2,890円)をご紹介します。標準価格帯は5,500円ですが現在は3,000円を切る価格で販売中です。
開封の儀
パッケージはシンプルな白がベースとなっています。Jayfiは日本ではまだ無名ですが、新設された音響機器のブランドであり、革新な技術をもっているとのことです。これは期待。
パッケージ背面に各ライセンス関係が書かれています。
上面に利用可能な機種が書かれています。普通の3.5mmピンジャックなのでミニジャック端子がある機器なら問題なく利用できるでしょう。
パッケージを開けるとそこにイヤホン、JA40が現れました。
Jafly JA40です。
内容物はJA40本体、日本語マニュアル、シリコンイヤービース、収納ケースとなっています。
マニュアルは日本語なので安心です。この価格帯のイヤホンでは珍しく、説明書にエージング(ならし再生)の説明が書かれています。2時間のあと30分の休憩をし約50時間を推奨とされています。結構しっかりと時間を要するようです。
各種の説明と仕様が記載されています。コード長は1.2mあります。
ワンボタンリモコンの操作方法もしっかりと記載されていてていねい。
注意事項と品質保証についても記載されています。1年保証があります。
お手入れ方法の記載もありました。
3.5mmプラグ。金メッキされていますね。
アルミハウジング。しっかりと空気の通り道を確保しています。左のイヤホン。
横から見たところうLRの刻印もあります。
正面。
反対側。
右のイヤホンも特に違いはありません。
ワンボタンリモコン。ここの構造は少しちゃっちいかな?
マイクもあります。
以上、開封の儀でした。アルミハウジングがカッコいいですね。
Jayfi JA40を使ってみた
説明書では約50時間のエージングを推奨していますが、私は通勤で1週間使ってみました。合計約5時間程度の利用となります。
カナル型の宿命でもある音のこもりはかなり少なめです。ハウジングの背面の大きな穴がこもりにくくしているのかもしれません。
高音から低音までしっかり出ています。この価格帯によくある高音のシャカシャカ音はほとんどなく、中音から低音までバランスいい音に仕上がっているように感じました。
重低音はそれほど強くありませんが、外出先で聞く分にはじゅうぶんの音質で、好みの問題もありますが、私の好きな音の質、音だと感じました。
1週間使ってみましたが、もう少し使い続けてみようと思います。有線コードが邪魔かな?と思いましたが、通勤で使う分には胸ポケットにiPhoneを入れているため、電車では特に問題ありませんでした。
Jayfi JA40のここがGood!
- 3,000円の価格帯にしてはいい音質
- アルミハウジングが高級感がある
アルミハウジングかカッコいいです。3,000円前後のイヤホンには見えません。音も私の好みでコスパが最高だと感じました。
Jayfi JA40のここがうーん
- 有線が邪魔
- ワンタッチリモコンの品質が低い
これは仕方ありませんが有線は邪魔なシーンもあります。また操作は問題ありませんがワンタッチリモコンはかっこ悪いかな、と。潔く非搭載のほうがよかったかもしれません。
さいごに
イヤホンのレビューはとても難しいです。音は人の好みによるところも大きいので全体的な特徴を書くようにしていますが、このイヤホンは総合的に嫌みのない音に仕上がっていると思います。
その反面、高音や重低音にこだわる人には物足りなさを感じるかもしれませんが、バランスがいいイヤホンであると言えるでしょう。
Amazonの商品タイトルに「手作り高級イヤホン」とありますがどこが手作りなのかはまったく分かりませんでした。
[レビュー商品提供記事]