2016年はVR元年などと世間では盛り上がりを見せていますが、私もついにVRデビューをしちゃいました。これまでもメーカーのフェアなどでVRを体験したことはありましたが、こうして専用ガジェットを利用して手元で体験するのは初めて。
今回は「Arealer 3D VRメガネ 3Dゴーグル」(1,638円)をご紹介します。気になっていた方はぜひご参考にしてください。
さらにお得な情報です。Arealerさんから割引クーポン情報をいただきました。2016年10月15日まで25%引きの1,228円になります。このチャンスにぜひ。
開封の儀
ArealerのVE 3D GLASSES。黄色のステッカーでカッコいいです。
なかなかしっかりした箱です。レンズがあるため一応は精密機器なのでしょうか?
開封です。本体は薄いスポンジで包装されています。
内容物はVRレンズ本体と取扱説明書(英語)とレンズクロス、以上です。当然ですが、別途、iPhoneやAndroidスマホを準備する必要があります。
マニュアルは英語ですが操作は特に難しい事はありません。基本的にスマホのアプリに依存するためです。メガネ自体のレンズ調整と入力インターフェースについてはこの後、詳しくご紹介します。
マニュアル裏面。詳しく見たい方はクリックしてご覧ください。
前準備としてスマホで、Google Cardboardというアプリをインストールしておきましょう。
本体のレンズは左右、前後の調整が可能です。目の広さやピント調整が可能となっています。本体の固定はバンドで行います。
それでは本体をみていきましょう
材質はプラスチックですが意外と安っぽさを感じません。
内側。固定用にベルトが付属しています。顔が当たる部分はスポンジが付いています。
本体の左側は唯一のインターフェースがあります。磁石のインターフェースで指で下に下ろす事ができます。原理はよく分かっていませんが、スマホに信号を送り画面切り替えなどが可能になります。(要対応アプリ)
この他にもGoogle Cardboardにはインターフェースがあるようですが、この機種は磁石のみに対応しています。
右後ろより。どうですか? 意外としっかりしているでしょ??
真下。鼻が当たる部分にくぼみがありますね。
右側。穴の部分から内部のスマホのイヤホンケーブルや充電ケーブルを通すことができます。
内側はこんな感じでレンズが配置されています。
上から見たところ。左右にある調節バーでレンズを左右、前後に動かす事で最適な位置に調整が可能となっています。細かく調整ができ目が悪い私にもメガネなしで見られるように調整できました。
ちなみにメガネをつけたまま、この機器をかぶることは厳しいかな、と思います。メガネの形状により可否があります。私が持っているメガネは取り付けられましたが、基本はつけられないと考えた方が良さそうです。(※上にもあるようにレンズ自体に望遠効果がありメガネなしでもピントが合うように調整可能です。)
スマホを取り付ける機構を確認してみましょう。奥の部分をパカッと開けます。
この粘着シールにスマホを取り付けて利用します。
4インチのiPhone SEを取り付けて見ました。こんな感じです。
4.7インチのiPhone 6sを取り付けて見ました。こんな感じです。
5.5インチのhonor6 Plusを取り付けるとこんな感じ。
商品説明では3.5インチから6インチまで取り付け可能ということです。以上、開封の儀でした。
Arealer 3D VRメガネ 3Dゴーグルを使ってみた
Google Cardboardをダウンロードしてゴーグルで閲覧することで簡単にVR体験ができました。これは画像では表現しづらいので写真はなしですが予想以上にリアルで見る方向へ映像は追随します。イヤホンを接続すると臨場感がより向上します。
手で持つタイプもありますが、手ぶれが発生してしまいじっとしていても画面が揺れる事がありますが、この商品はベルトで頭にしっかりと固定されているため、じっとしているときは画面も細かく揺れる、ぶれることは少なかったです。酔いにくいですね。
「3Dゴーグル」という説明がありましたが実感することができませんでした。別途3Dメガネが必要なのか?理解していませんがこの点は未評価とさせてください。
レンズ調整でピントを合わせて利用しますが、一点にピントがあうけれど他の周辺はピントがずれています。この商品に限らずのVR製品全般に言えることなのかもしれませんが画面全体がしっかりとピントは合いません。
また、中央に仕切り線が表示されるのですが、スマホの設置位置によっては、中央の仕切り線が目に入り気になる、邪魔という印象を受けました。スマホを中央に取り付けられるような工夫(本体の両端に線を書くなど)が欲しいと感じました。
スマホの画面サイズは、4インチだと迫力不足、画面の左右に黒い部分が見えます。4.7インチのiPhone 6sだとじゅうぶん迫力満点でした。5.5インチになるとさらに迫力がUPします。しかし、honor6 Plusは多少のパワー不足を感じました。できるかぎりハイエンド機で遊ぶ方が良さそうです。
Arealer 3D VRメガネ 3DゴーグルのここがGood!
- 安価にVRを体験できる
- ベルトで頭を固定できるため酔いにくい
- レンズを適切な位置に調整が可能、拡大され迫力UP
VRを簡単に体験できるという点は高く評価できると思います。ベルトでしっかりと固定できるのも便利。レンズの調整も簡単です。
Arealer 3D VRメガネ 3Dゴーグルのここがうーん
- スマホの取り付け位置のガイドが欲しかった
- ピント調整が全体にあわないため違和感が残る
- UIがまだまだ未熟、検討の余地有り
スマホの取り付け位置によって見え方が左右されます。はじめは適当でいいと思っていましたが、だんだんと隙間だとかズレが気になってきます。(私だけ?)中央に取り付けられるように、取り付け位置のガイドがあれば便利だと感じました。
レンズのピントが全体に合わず調整した後でも他のところがぼけている状態がよくあります。目の方で調整するのが仕様なのか?レンズ性能なのか?はよく分かっていませんがそのような状態が発生するのは事実です。
UIについてもまだまだ成長途中と感じました。これはこの商品が、というよりはスマホのVR業界が、という話しだと思いますが一応書いておきます。
さいごに
GoogleがVRに力を入れているため、Googleストリートビューにも対応しています。iPhoneよりもAndroidスマホの方が対応アプリが多いようです。
VRって何?という人にVRを体験できるアイテムとしてオススメできるでしょう。気になっていた方は一度体験してみてはいかが? 損はないと思いますよ。
[レビュー商品提供記事]