今回は、このメールソフト(またはメーラー、メールクライアント)についてちょっと考えてみたいと思います。
皆さんは普段使っているメールソフトは何ですか?
多くの方は「Outlook Express」とお答えになるのでは無いでしょうか。
ではなぜOutlookExpressを使っているのか。
「パソコンにはいじめからついていたから」
というのが実情だと思います。
しかし少し慣れてくると、Outlook Expressでは不便さを感じて、他のメールソフトを探す。というパターンになると思います。
メールソフトのシェアを計るのは大変難しいですが、「インターネット白書2006」に名言されています。
Outlook Expressが64.1%と、2005年の75.5%から10ポイント以上落としているものの、6割を超えるシェアを占める。2位はOutlookの 11.2%で、Outlook Expressの64.1%およびMicrosoft Entourageの1.6%と合わせると、マイクロソフトのシェアは76.9%と8割近くに及ぶ。なお、マイクロソフト以外はすべて5%未満のシェアとなるが、シェアウェアのBecky! Internet mailが4.1%、Apple mailが3.0%、ジャストシステムのShurikenが2.3%と続く。
(「インターネット白書2006」で見るインターネットの現在(3)より引用)
この調査からもOutlook Expressの圧倒的なシェアがわかりますが、なぜこれほどまでのシェアがあるのでしょうか。
それは、少しパソコンに詳しい人ならばOutlook Expressに不満があれば乗り換えを考えますが、そのスキルが無い人や、面倒に思う人、特に不安を感じない人がインターネットユーザーの大半である、という事情がそこにあるのだと思われます。
ユーザーはそれほど「道具」にシビアでない、という事でしょうか。
そう言う意味ではWindowsの独占が続く限り、当面続くものと思われます。
私のメールソフト遍歴はまたの機会にご紹介したいと思います。