ほんの数年前まではパソコン本体のHDDをSSDに換装するのがはやりましたが、次に来るのは外付けHDDのSSD化ではないでしょうか? USBメモリの手軽さ、大容量のHDD、その両方をいいとこ取りした大容量&高速化のSSDといった棲み分けがされると思います。
今回は、「HyperX Savage SSD (SHSS3B7A/240G)」をご紹介します。SSD単体ではなくキット同梱版となります。
HDDを換装するためのアタッチメントやUSBで外付け利用するためのケースなどが同梱された便利なセット品です。結論から言うと「一度使うともうHDDに戻れなくなる!」です。
開封の儀
KingstonのHyperX Savage SSD。カッコいいパッケージです。
サイド面はこのような感じ。
ストレージ製品で定評があり人気のKIngstonです。
背面に同梱品が書かれています。各種キットが充実しています。
底面に各認証が明記されています。
開封〜。最近はやりのいきなり製品のお出ましパターンです。光り輝いています。一度セットするともう見ることはほとんどないSSD本体のデザインにここまでこだわっているところが好き!
同梱品はこんなにいっぱい。PCに接続するためのアタッチメント、工具、USB外付けドライブとして利用するためのケース、ケーブル類など充実しています。
SSD本体。今回の容量は240GBですが、他に120GB / 480GB / 960GBがあります。
背面です。
端子部。
厚さは一般的な7mm。9mmサイズに厚さを調整できるアタッチメントもちゃんと同梱されていますよん。
製品に問題はまったく見つかりません。
こうしていろんな角度から見るのが好きなんです。(笑)
USB外付けドライブとして利用するため付属していたケースに入れてみましょう。
すっぽり収まります。
固定金具がないため内部で若干遊びがあり角度を変えるとコトコト音がします。
シルバーでカッコいいっす。
若干厚みがありますが2.5インチサイズなのでまったく問題なしです。
以上、開封の儀でした。
HyperX Savage SSDを外付けドライブとして使ってみた
付属していたドライブケースに入れて使ってみました。USB 3.0接続なので高速ですよ〜。接続するとブルーにランプが点灯します。
速度を測定してみました。WRITE 326MB/s、READ 336.6MB/sとじゅうぶんな速度が出ています。
参考までに他のドライブの速度もご紹介しておきましょう。
人気の外付けHDD、「WD HDD ポータブル ハードディスク Elements Portable 2TB WDBU6Y0020BBK-JESN USB3.0
WRITE 44.9MB/s、READ 49.0MB/sとUSB 3.0ですがHDDってやっぱりこんなに速度が遅いのですね。あ、もちろん普段使っている上で、ストレスは特に感じませんが。
超高速と話題のUSBメモリ「SanDisk Extreme USB3.0 フラッシュメモリー 64GB SDCZ80-064G-J57
WRITE 181.4MB/s、READ 252.7MB/s。これでもじゅうぶん高速ですがHyperX Savage SSDはさらにその上をいく速度をたたき出しています。
こちらがMacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2014)の結果。WRITE 641.0MB/s、READ 722.3MB/sと爆速ですね。(笑)超快適なワケです。
HyperX Savage SSDのここがGood!
- デザインがカッコいい
- 7mmサイズで9mmサイズにも適合
- 外付けドライブとしても300MB/sオーバーの超快適ドライブ
- 付属品が充実している
何といっても高速なSSDなので間違い無く超快適な環境を手にすることができます。今回のSHSS3B7A/240Gは付属品が充実したものですが、SSD単体でも購入可能なので、すでにケースや部品をお持ちの方は単体で購入すれば価格も抑えられます。
HyperX Savage SSDのここがうーん
- 価格がちょっと高い
大きな不満はありませんが競合他社製品と比較すると若干価格が高めです。しかしそこはKingstonだから。という事も言えるかもしれません。安心な製品を購入できるという意味ではこの価格差は大きな問題ではないかもしれませんね。
さいごに
2.5インチ厚さ7mm、240GBで500MB/sオーバーのSSDです。外付けUSBメモリ、HDDと便利なものが増えましたが、人間は一度快適な環境を手に入れるとなかなか元に戻ることはできません。
USB 2.0からUSB 3.0に進み高速化が進みました。HDDでもじゅうぶん高速、快適と感じていましたが、実際にSSDを使ってしまうとUSBメモリもHDDももう使いたくないな、と思ってしまいました。特に容量が大きなファイルを扱う場合はSSDしか考えられません。
PC側がSSD化になったためファイルの受け渡しで外付けドライブもSSDであれば超高速なファイル転送が実現できます。内蔵HDDのSSD換装→外付けドライブのSSD化が時代の流れなのかもしれません。
[レビュー商品提供記事]