Amazonを満喫できるタブレット、fireの最安モデルの新製品、「Fire タブレット 8GB、ブラック
5,000円で買えちゃうタブレットの使用感は如何に??
Amazonプライム会員なら4,000円引きの4,980円で買える
Amazonでは定価8,980円のところ、Amazonプレミア会員なら4,000円引きで購入できるキャンペーンを開催中。(終了時期は未定)現在、納期は6〜8週間と爆売れのようですが、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
開封の儀
パッケージはこんな感じ。Amazonの端末は「ブラック」のイメージが強いですが、fireもブラック。しかしパッケージは「fire=火」ということでオレンジ色なのでしょうか?
これはこれでカッコいいです。
裏面には商品の特徴が書かれています。
- ディスプレイサイズ 1024×600
- ストレージ容量 8GB
- CPUはクアッドコア
- microSD 128GBまで(コンテンツは内蔵ストレージに格納となるので注意)
同梱物はfire本体、マニュアル、簡単操作カード、ACアダプタ、microUSBケーブル。以上です。
ACアダプターは5V/1.0Aです。急速充電対応ではありません。
本体はこんな感じ。画面前面にフロントカメラがあります。画面には保護シートなどありません。潔く裸族で使おうぜ!とAmazonの意気込みを感じます。
ディスプレイには汚れが付着していました。動作に支障はないですが買ってすぐに汚れがあるとガッカリしちゃいますよね。
裏面はamazonのロゴとリアカメラ。そしてモノラルスピーカーとなります。
右側面にmicroSDカードスロットのみあります。
下側面はなにもありません。表面の材質はざらつきのあるプラスチック。高級感はありませんが価格相応の質感です。滑りにくくていいかな? 若干指紋の油が付着します。
左側面もなにもありません。
上側側面にイヤホンジャック、ボリュームボタン、マイク、microUSB端子、電源ボタンが集中配置されています。
以上、開封の儀でした。
起動&初期設定&画面・動作確認
電源を投入しました。あらかじめバッテリーの残量が56%ほどありました。「fire」のロゴ。
つづいて「amazon」のロゴ。
「ようこそ」の画面が表示されました。文字の大きさが小さいとつぶれた感じになります。中を選択しました。
言語設定やWi-Fi設定をするとソフトウェアアップデートが走ります。2、3回ダウンロードしてはインストールを繰り返しました。
約15分ほど待ちました。
アップデート関係が一通り終わると端末の初期設定となります。画面の指示通り進むと難しくありません。
Kindleもそうでしたがfireをはじめて起動した時点で、購入後したアカウント設定が完了されていました。さすが純正端末。素晴らしいです。これは端末のシリアル番号と購入したAmazonアカウントを紐付けしておいてWi-Fi設定をしたときにアカウント登録をしているのだと思います。
初期設定が終わりホーム画面が表示されました!!
どうでしょうか?7インチのIPSディスプレイ搭載なのでなかなかきれいです。視野角はそれほどひろくありません。
解像度が1024×600と低いため小さな文字やアイコンの文字はつぶれてしまっているところがあります。
Amazonプライムビデオはすぐに視聴できる状態です。動作は軽く視聴にストレスや問題はまったくありません。最近はきれいな画面を見慣れたせいか動画でも画面の粗さが気になります。
スピーカーはモノラルで背面にあるので一般的なモノラルスピーカーを搭載したスマホなどの音質です。これは残念。音質にはこだわって欲しかったです。
純正ブラウザSilkでウェブ表示を確認してみました。1024×600と縦方向が狭く、タブ、URL欄、ホームボタンなどが隠れてくれないため、横で利用するには耐えがたいほど狭いです。
タブレットとしては画面が狭く、解像度も低いため、小さな文字は読みにくいですね。適当な大きさに調整しながら読む必要があります。
kindleもすぐに起動して購入済みの本はすぐにダウンロードして読み始められます。アプリの動作は引っかかりはとくになくストレスなく利用できます。
文字も特に読みにくさは感じません。さすがにAmazonとして本を読む機能は妥協はできないところだと思います。
honor6 Plusのkindleアプリと比較してみると……(したらダメだけど)、高解像度の画面の方が快適に読めるのは読めますね。繰り返しになりますが、fireでも問題なく読めます。
以上、簡単ではありますが動作確認と画面の確認でした。
この他、ゲームをダウンロードしたりSilkでYouTubeを閲覧しましたが、動作はまったく問題なしです。もたつきを感じる事はほとんどありませんでした。CPUの性能が価格の割にいいものを採用していることが分かります。
日常遣いにはまったく問題ないのですが、解像度の低さと音のイマイチさはどうしても気になるレベルでした。
fireのここがGood!
- 低価格(4,980円なら)
- Amazonのサービスをすぐに使える
- ストレスのない動作
fireのいいところは価格の割に快適に使える。という点に尽きます。Amazonのサービスをシームレスに使えるのも便利です。価格の割にストレスを感じないのもGoodな点です。
fireのここがうーん
- 定価ならうーん(8,980円)
- 画面の解像度が低い(1024×600)
- スピーカーがモノラル
- ストレージ容量が少ない(8GB)
- OSがAndroidではなくFire OS 5
- コンテンツをmicroSDに入れられない
Amazonプライム会員価格の4,980円なら納得がいく性能ですが、定価の8,980円となるとうーんだと感じました。9,000円出すならあと少し出して自由度が高いAndroidタブレットを買った方がいいように感じました。
AndroidでなくFire OSであること、画質、音質については価格相応と理解した上で割り切る必要があります。内蔵ストレージが8GBと少ないですがkindle本などコンテンツがmicroSDに移せない点も注意しておきましょう。
まとめ
「Amazonプライム会員の方で、2台目タブレットとして割り切った使い方をするなら買い」と思います。
独自OSでできることが限られたタブレットです。初めてタブレットを購入される方にはオススメしません。iPadなどメインタブレットを持っているけれど、ベッド専用の読書端末が欲しい、子ども用の安価なゲーム機が欲しいなど、用途が明確に定まっている場合にはオススメできます。
このfire1台であれもこれもやりたいと過度な期待はできません。割り切って使う事がもっとも大切です。またプライム会員で無い方は、8,980円を出すのはもったいないと思います。同等価格、同等性能のタブレットがありますので、そちらを検討することをオススメします。(もちろんこの価格帯ではAndroidタブレットでも高機能ではないのであれもこれもはできません。)
さいごに
Amazonプライム会員なら4,980円でfireが買える!という祭りに参加した私。この端末の使い道は小学4年生の娘にプレゼントしようと思います。用途はゲームとNetflixと本購読。ブラウザーはコンテンツフィルターがついていないため利用制限をかけました。
Amazonストアやアイテム購入など機能別に細かく機能制限を設定できるのはすごく便利ですが、ゲームの種類も少ないですしかなり限定的な用途になりそうです。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。