前回の、Xperia Z3 Tablet Compact 開封記事に続き、今回は、画面を詳しくみていきましょう。同じサイズ帯の、iPad miniとも比較してみましょう。
画面はきれいだけどめちゃくちゃ高密度ではない
左からiPad mini、Xperia Z3 Tablet Compact、Ascend P7、iPhone 6です。画面の明るさは設定などで差がでるので、きれいさは一概には言えませんが、Xperia Z3 Tablet Compact は「ホワイト」がくっきりきれいに出ています。
iPad miniと並べてみました。Xperia Z3 Tablet Compact は縦が長くてもソフトキーボードが常に表示されているため、そこまで広さは感じません。横幅が狭いため、ウェブサイトを表示させると、iPad miniの方が表示される情報量は多くなります。
iPhone 6/6 Plusのおかげで、縦長い画面には違和感は感じなくなってきましたが、個人的にはiPad miniの方が見やすいかな?
画面をアップで見てみましょう。8インチでWUXGA(1,920×1,200)なので283ppi。iPad mini 2、3の326dpiにはかないません。目でもドットは認識できるレベルです。(もちろん、普段利用にはまったく問題レベルできれいですが。)
iPad Airなどが264dpiなので、それに近い。といえばイメージしやすいかもしれません。
横向きで動画を見ると16:10のXperia Z3 Tablet Compact と4:3のiPad miniでは画面サイズがほぼ同じでも差が結構出ます。
横幅もこれくらいの差になります。映像の迫力にもずいぶん差が出ますね。
Kindleで漫画を見てみましょう。拡大をしなくても文字が読めるレベルです。
しかし、比率が16:10なので上下に黒帯が多くできてしまいます。
雑誌も見てみましょう。雑誌も同じように上下に黒帯がでます。もったいないですね。
拡大しなくても何とか見えますが、漫画や雑誌は4:3のiPad miniの方が見やすいですね。
文庫本は画面にあわせて伸縮するので、見やすさはiPad miniと大差はありません。文字も見やすいです。
まとめ
画面は「白色」が際だってきれいですね。白色がきれいだと黒が引き立ちます。映像と音声にこだわりを持つソニーのチューニングを感じたように思います。解像度は最近のハイエンド機では、2,560 x1,440といった高解像度のものも出ていますが、**映像などのコンテンツが付いてきていないので、WUXGAでじゅうぶん、と感じました。