安価なデュアルSIMタイプのSIMフリースマートフォンとして人気が高かった、FleaPhone CP-F03aの後継機「covia SIMフリー スマートフォン FLEAZ F5 ( Android4.4 / 5inch / 標準SIM / microSIM / デュアルSIMスロット / 8GB ) CP-F50AK
また、「TDK microSDHCカード 16GB Class10 (5年保証) T-MCSDHC16GB10-FFP
SoftBankガラケー一筋の母のために購入しました。母もついにスマホデビュー!!??
2万円弱のスマホは果たして普通に使えるのか??を詳しくレポートします!!
やりたいこと
- 母はガラケーユーザーだけど電話代が高くて3000円〜5000円ほど掛かっている
- スマートフォンでLINEや050を使い通信費を抑えたいが090も使いたい
- キャリアメールは諦める、SMS、Gmail、LINEに移行
- 万が一、馴染まなかったらガラケーに戻る
LINEや050サービスを利用すれば劇的に通信費が下がります。ただ、緊急電話用や古い知り合いの人とのコンタクトのために、携帯電話は、残したい。そう考えました。
さすがにキャリアメールは断念しなければなりません。この点を含め、スマホの操作やバッテリーの持ちなどが満足いく結果が得られない場合は、ガラケーへ戻れるようにしました。
このワガママを実現するために、covia SIMフリースマホFLEAZ F5 (CP-F50AK)を購入しました。
【2014/10/12 追記】
実際に運用をはじめて分かったうれしい誤算がありました。
FLEAZ F5ではMMSは利用せずに、SMSだけ使える状態にしていました。MMSをバッサリ諦めるのは正直抵抗がありました。
連絡が取れる範囲で(Gmailへ)メールアドレス変更の連絡をしましたが、果たしてちゃんと届いているだろうか? 電話帳を変更してくれただろうか?という心配があったのも事実です。
FLEAZ F5へ移行後、SMSにMMSからの連絡らしきメールが届きました。メールの先頭数文字のみ受信しているようです。
そのままメール全文を確認することはできませんが、送信者に電話連絡をしてアドレスの変更を伝えて、メールの内容を確認すればOKです。SoftBankのMMSだけの仕様かもしれませんが、うれしい誤算した。
【追記ここまで】
検証の環境
- SoftBankのSIMを電話番号で通話とSMSのみで利用(SIM1)
- IIJmioでミニマムコースのSIMを利用 (以前息子がiPhone 4sで使っていたSIMを再利用)(SIM2)
- @softbank.ne.jpアドレスは諦めGmailまたはLINEへ移行
- LaLa Call(050)を契約
今回検証のイニシャルコストは端末代18,453円のみ。ランニングコストはガラケー通信費約1,300円+IIJmioミニマムプラン900円、あとは通信費。これは500円くらいかな??月額3100円となりほぼ、従来の金額と同じ。
検証の結果(数ヶ月を予定)、問題なく使える!となれば、SoftBankの回線をIIJmioフォンにMNPする予定です。MNP手数料関係で両社で6000円ほどかかりますが、後は1600円のみ!
3000円〜5000円の通信費が2000円前後と圧縮されつつ、ガラケーからスマホへ利便性が格段にアップします!!
さらには!!2年縛りの呪縛からも解き放たれ、いつでも好きなタイミングで端末を変えることができます。(電話回線を契約した場合は、12ヶ月の縛りはつきます。)
ガラケーからスマホへの変化となるため、キャリアでの乗り換えではランニングコストもべらぼうに高くなりますが、この運用ではずっと安価におさせられます。
もし、キャリアの価格設定が格安SIM並みになれば、またそちらに戻ればいいだけかな?と安易に考えています。
さて、前置きが長くなりましたが、こんな事を考えながら、検証スタートです!!ヽ(≧▽≦)ノ
開封の儀
失礼ながら、2万円弱のスマホなので、パッケージはほれほど期待していませんでしたが、いやいや、かっこいいですよ!!
裏を向けると、、、反対(つェ⊂) あれ?よく見たらビニールの包装もされてません。誰か開けた??
裏面には詳しいスペックが書かれています。Android4.4ですしメモリも1GB。
ストレージ容量は8GBと少ないですが、データはmicroSDカードに保存予定なので、問題ないかな?と。(Android4.4からアプリをmicroSDに移動できなくなりました。)
パッケージ横はこんな感じ。
上からはこんな感じ。ビニールのパッケージがされていれば完ぺきでした。おしい!
開封です!!ヽ(≧▽≦)ノ
おおー、最近のスマホはみんな開けたらすぐにご対面ですね。
スマホ本体の下に付属品が入ってます。
同梱品は、スマホ本体、着せ替え用背面カバー、傷防止フィルム(?)、バッテリー(2000mAh)、microUSBケーブル、ACアダプター、マニュアル、保証書、以上です。バッテリー容量は若干少なめかな?この辺は運用しながら見ていきたいと思います。
また、パッケージを含めすべてが日本語化されているのは嬉しいですね。安心感が違います。(;^ω^)
covia SIMフリースマホFLEAZ F5 (CP-F50AK)本体を詳しく見ていきましょう。
まずは本体ディスプレイ部。強化ガラスなような頼もしさはなく、柔らかさを感じる素材です。硬いもので操作すると簡単にきずがつきそう。
下側は充電ケーブル接続口のみ。
左サイドにボリュームボタン。
右サイドに電源ボタン。ここまではiPhoneと同じですね!
そして上部にイヤホンジャックがあります。ここはiPhoneとは違うところ。
背面はカメラとフラッシュ。どうですか?高級感はありませんが、決して安物臭さは感じられません。
画面上部に全面カメラと受話器部。
画面下部にメニュー、ホーム、戻るキーがあります。画面が狭くならないので、画面の外にある方がいいですね。
本体の上から眺めるとこんな感じ。
付属していた画面の保護シート(と思われる品)を貼ってみました。気泡が入りまくり!!なんか、薄いような気もするし、保護シートではない??
別売りのmicroSDカードも買いました。TDK製で16GB 1080円。32GBでも1800円くらいでしたが、母はそんなに写真は撮らないかな? ということで16GBを、チョイス。
同梱品はmicroSDカードとSDカードアダプター、保証書?のみ。
こんな小さなカードに16GBも記録できるなんてすごいですよね。高速なClass10にしました。
スマホ本体に装着するのは次の3つ。
- USIMカード(SoftBank)→SIM 1(通話、SMS専用)
- miceoSIMカード(IIJmio)→SIM2(データ通信専用(050、LINEなど))
- mucroSDカード(TDK)→SDカードスロット(写真などデータ保存)
各カードの向きに注意。なぜかSIM1と2は180度反対です。
SIM1スロットはUSIM(ガラケーの一般的な大きさ)、SIM2スロットはmicroSIM(最近のAndroidスマホの主流。ただしiPhoneはnanoSIMです。)
バッテリーを装着して、準備完了。
ホワイトのカバーを装着しました。メリハリが効いてかっこいいです。
さぁ電源投入です!! ロゴきた〜!!
いったん、ここで開封の儀を終わらせていただきます。お疲れ様でした。
初期設定をしてみよう!
初期費用をやりましょう。
ユーザーがまずやることは、音声通話をSIM1、データ通信はSIM2に割り当てます。ここで、気をつけたいのはSoftBankのSIMであるSIM1がデータ通信を決して行わないようにしておくことです。
スマホは大量の通信を行います。定を忘れると、私のようにパケットを従量制にしている方は設定を忘れると、通信料が青天井になってしまいます。(いわゆるパケ死)
簡単な設定が終わるとようこそ画面が表示されました。Googleアカウントの設定をまず聞かれなかったのは新鮮。結局あとで自分で設定しましたけどね。
ファームウェアアップデートをしておきましょう。本体のバージョンは、Ver.20140807でしたが、最新版が見つかりましたので早速アップデート!!
ちなみにバッテリー残量が、60%以上である必要がありました。ギリギリ60%あったので、充電をしながら作業をしました。
ドキドキ。
無事、Ver.20140904にアップデートが完了しました。
最後にSIMのAPNの設定です。
SIM1はSoftBankを、自動で認識しました。SIM2はAPN設定で自分で、IIJmioを選択しました。(設定はあらかじめ本体にセット済み、選択のみでオーケー)
初期設定自体はこれだけで、手順はとても、少なかったです。でも、この作業を初心者ができるか?となると厳しいかも。
マニュアルと実際の画面が違っていたり、設定が必要ない部分がたくさんマニュアルに記載があったりでおそらく、どれをどうやったらいいか?理解できないと思います。
マニュアルは日本語でいいのですが、要点をまとめて欲しいですね。
covia SIMフリースマホFLEAZ F5 (CP-F50AK)ファーストインプレッション
まずはスペックを確認してみましょう。
- OS :Android 4.4
- CPU :クアッドコアプロセッサ 1.2GHz
- メモリ :Flash ROM:8GB、RAM:1GB
- 表示 :QHD 5インチIPS液晶
- 3G SIMスロット :標準SIM × 1、MicroSIM × 1(デュアルSIMスロット仕様)
- カラー : ホワイト、ブラック 2種のバックカバー付属。付け替え可能。
- カードスロット :microSD カード × 1(SDHC 対応)
- 解像度 : 960×540
- 無線LAN :IEEE802.11a/b/g/n 準拠
- Bluetooth :Bluetooth version 4.0
- USB クライアント :microUSB 端子 × 1
- ヘッドフォン端子 :イヤホンマイク端子 × 1(3.5mm ミニジャック)
- カメラ :メインカメラ:500万画素/フロントカメラ:30万画素
- スピーカー :0.8W
- GPS :A-GPSサポート
- データ通信 :W-CDMA 2100/800MHz、GSM 850/900/1800/1900MHz
スペック上では、メモリが1GBあるので、Android 4.4は快適に使えるかな?と期待。(Android 4.4は初体験!)
以下の2点が気になっていたのと期待した点でした。
- 画面の解像度が低くて表示が粗いのでは?
- SIM2を選択していてもSIM1で電話着信だけできないか?
まずは画面。960×540と220dpiあります。iPhone 3GSが163di、iPhone 4が326dpiでした。こう比較すれば予想はつきますが、実際に画面を見ないと感覚はわかりません。
結果は、まったく問題なしです。5インチでこの解像度があれば必要十分、よく見ればドットを認識できますが、気になるレベルでは、ありません。Retina特有の「くっきり」さはありませんが、普通にきれいです。
2つめのSIM2を選択している状態でも音声は着信してくれたりするかも?、という淡い期待ですが、やっぱりダメでした。どちらかいずれの選択されているSIMしか通信、通話はできません。
※注: W-CDMA 規格のSIM を同時に通信することはできません。
しっかりとこのように記載されていますし、ね。W-CDMA規格の基盤は1つしか入っていないらしく物理的に同時使用は不可能らしいです。グスン。(つェ⊂)
その他、ニュース系アプリやメール、地図、乗り換えアプリなどをインストールしましたが、サクサクです!!(たまに引っ掛かりがあるとにはありますが。)
想像以上に快適な動作で画面も綺麗。前作のCP-F03aを踏まえ正統進化しているようです!!
無線LANの通信も良好ですしGPSも特に問題なしです!! あと数千円高くてもSIMの同時使用ができたら大ヒットだったような予感!実に惜しいです。
一点、動作感でコメントをすれば、サクサク動きますが、iPhoneのようなヌルヌル感はありません。これはAndroid全般に言えることなのかもしれませんが。。。
covia SIMフリースマホFLEAZ F5 (CP-F50AK)は実際はどうよ?
ここがGood!
- 機器が安価
- (価格の割に)動作が快適、画面が綺麗
前提に「値段の割に」が付きますが、2万円弱でこれだけ普通に使える端末が出てきたことに驚いています。素晴らしいです。
ここがうーん
- 初期設定の説明が若干不親切
- デュアルSIMの同時使用ができない
- 初期不良の報告が結構ある
価格の割には素晴らしいスマホですが、品質に若干の不安があります。初期不具合の報告もちらほらあるようです。初心者も安心して使えるものであってほしいですね。
しつこくて恐縮ですが、モノがいいだけに、デュアルSIMで使えたら最強でしたね〜。次の機種に期待!!
さいごに
今回はガラケーユーザーの母をスマホユーザーにするべく、練習期間を経て乗り換える方法として、covia SIMフリースマホFLEAZ F5 (CP-F50AK)を選択しました。
おそらくほとんどの場面で、SIM1からSIM2へ切り替えることは無いと思いますが、スマホに慣れれば、IIJmioのみおふぉんにMNPをしようと思います。もし、慣れることがなく拒否反応がでてもガラケーにいつでも戻れる安心感がポイントですね。
今回、Android 4.4を初めて触ったのですが、これはいいですね!!とても使いやすいです。このスペックで快適に使えるとは。。。アプリもOSも安定しています。(.まだ新品だからかもしれませんが)
これで最新機種の高スペック端末だったら、ひょっとしたらiPhoneよりも快適だったり??と思ったり。10月中旬に発表が噂されている、新Nexusを密かに狙っているのは内緒です!!ヽ(≧▽≦)ノ