DCモーターの扇風機ってご存知ですか?恥ずかしながら私は知りませんでした。通常の扇風機はACモーター(交流モーター)を利用していますが、DCモーター(直流モーター)を利用した扇風機が最近のはやりだったりするそうです。この夏は扇風機を買う必要があり電気屋さんで調べて初めてその存在を知ったのでした(^_^;)。(遅れてる??)
DCモーター扇風機の特徴は以下のようなものがあるそうです。
- 省エネ
- モーターの回転数(風量)を細かく制御できる
- 静音
- 高価!
最後の項目がデメリットだったりしますが、実際にACモーターの扇風機を比べてみたいと思います!!
今回購入したのは、DC扇風機が、「Panasonic リビング扇 7枚羽 1/fゆらぎ(7段) 温度センサー付き F-CK338-W
早速、開封から所感までレポートしていきましょう!
F-CK338-W レビュー
まずは、パナソニックのDCモーター扇風機からレビューしましょう。
F-CK338-W 開封の儀
では、開封しましょう〜。新品を開封するときはいつもわくわくしますね〜。
箱を開けました。きれいに発泡スチロールを緩衝材にして梱包されています。シーズンオフにふたたび収納する方が場所を取らないので、私は家電製品の段ボールは捨てますが、季節商品だけは保管するようにしています。
扇風機とかはそのままだと収納に場所を取りますもんね〜。
同梱物はこれだけ。扇風機は完成され尽くした感がありますよね。組み立ても慣れたものです。
組み立て完了。組み立ては取扱説明書を見ずに5分ほどでできちゃいました。
最近はやりのデザインは正面が平ら。中心部にメーカーロゴがないところもスタイリッシュです。
首振りはボタン操作でできるため、頭にぽっちりがありません。あのスイッチはアナログ的で好きなんですが……(^_^;)。
DCモーター扇風機の最大の特徴はここでしょう。直流電源を刺します。
ACアダプターからのコネクタはこんな形状になっています。+とーがあります。扇風機に直流ってしっくり来ないです。
底部はこんな感じ。高級機に分類される機種なのでしっかりと作り込まれています。足はゴム足になっています。
3,000円程度の安価な機種では裏側が空洞で足にバリが出ているものもあります。フローリングが傷つく場合もあるので注意が必要です。
リモコン付きです。風量にきめ細かな強弱の変化をつけた、より自然に近い心地よい風を起こす1/fゆらぎや、温度センサー運転で室温により自動でON/OFF、さらには風量までコントロールしてくれるモードもあります。さすが高級機!!(^_^;)。
F-CK338-W のここがGood!
- 音が静か
- 風量の調整が細かくできる
- 1/fゆらぎの風が心地よい
- 温度センサーが風の強弱を自動で制御
- 消費電力が少ない
DCモーター扇風機の最大の特徴は「音が静か」と言えるでしょう。風の音は仕方ないですが、モーター音はよく使う中段階の「3」でもほとんど気にならないレベルです。記事の最後にYouTubeで比較動画がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
風量は7段階で調整できますが、人間が調整する場合は、こんなに細かく調整することはほとんど無いでしょう。F-CK338-Wに搭載されている温度センサー運転や、1/fゆらぎで威力を発揮します。きめ細やかな風量調整で、より自然に近い風を再現でき、部屋の温度にあった風量を調整できます。
ACモーター時代にもあった技術をより効果的に制御できるのがDCモーターなんだと思います。消費電力も一般的なACモーター扇風機の約半分の18Wと省エネです。
F-CK338-W のここがうーん
- 値段が高い
- 首振り角度が設定できない
何と言っても価格でしょう。DCモーター扇風機はどうしてもハイエンドモデルに位置づけられているようで、高機能になってしまい価格も高いです。ローエンドモデルでもDC扇風機が発売されるといいですね。ただ、Goodでも書きましたが、付加価値機能はDCモーターだからこそ活かされる部分もあると思うのも事実です。
次に紹介する日立の扇風機は首振りの角度が調整できます。90度固定なのでどうしても人がいないところまで首を振ってしまうんですよね〜。細かく調整できると完璧でした!
HEF-90R レビュー
次に、日立のACモーター扇風機をレビューします。
HEF-90R 開封の儀
「うちわ風」という謳い文句が何だか良さそうですね〜。
きっちりとシーズンオフには再収納できるように工夫されています。
ちゃちゃっと組み立てちゃいました。慣れたもんです。
リモコンの収納ケースは後ろ側にセットされる形ですね。
HEF-90R も中心部は無地。うん、うるさくなくていい感じですね。
操作ボタンが大きくて押しやすいです。現在の状況は柱の部分が光って確認ができます。なかなか豪華です。
HEF-90R の最大の特徴は首振りの角度設定ができるという点。これは便利です。
以上、開封の儀でした。
HEF-90R のここがGood!
- 大きな操作ボタン
- リモコンが付属
- 首振り角度を3段階で設定できる
- 消灯&操作音を消音できる
ACモーター扇風機で6,000円はけっこういいお値段ではありますが、そこは日立さん。しっかりと作り込まれています。リモコンはもちろん付属されています。
風量は4段階設定できます。DCモーター扇風機にはかないませんが、ACモーターではがんばっています。首振り角度が45°、70°、90°と3段階設定でいるのもGood。人がいないところまで首振りすることがなくなりますね。
HEF-90R のここがうーん
- DCモーター扇風機に比べると音が大きい
- DCモーター扇風機に比べると消費電力が大きい
一般的な扇風機として考えると特に不満がないのですが、DCモーター扇風機と比べると……2つほど差があります。消費電力は43Wと倍以上になります。もちろんエアコンよりは断然省エネですが、ね。
風の音を比べてみよう
実際に音を比較してみないと差がわかりにくいのでビデオを撮影してみました。今回、比較しているDCモーター扇風機「F-CK338」とACモーター扇風機「F-CK338」の他に、さらにもう1台、とっても安かった(2,000円弱!)、ACモーター扇風機の「YLT-C30」でも音を比較してみました。
やっぱりお値段が高いほど静かなんです。
結局どっちがいいの?まとめ
長々と書いてきましたが、そろそろ結論を書いてまとめたいと思います。実際、どっちを買えばいいのよ?、ということになりますが、15,000円も扇風機にお金を出せますか?に尽きると思います。
正直なところ、私自身、1万円でも高いと思っていました。しかし実際に買ってみて分かりました。お値段相応の理由というものがしっかりとあるということを。静音性、省エネ、デザイン性、ブランド、そして材質、作り込みのていねいさ……。
確かにホームセンターなどで1,000円台の扇風機も売っていたりしますが、風量調節があまりできず弱でも強い風だったり、強にしたらうるさすぎたり。本体のプラスチックの材質に不安があったり……。
長く使うものなので多少値段が高くてもいいものを買った方がいいと思います。ただ、今回、ご紹介しました日立のACモーター扇風機のF-CK338でも6,000円もします。扇風機で5,000円以上出せば間違いないと思います。
後はもっと静音性を求めるか?省エネを求めるか?でDCモーター扇風機を選択するか否かが決まると思います。
ま、私はこの夏、4台の扇風機を買ったんですけどね!!(買いすぎ!!(^_^;))。これで暑い夏もどんとこいです!! (台数は関係ないと思うけど!)
この夏は扇風機の購入を検討されている方は参考にしていただけると幸いです〜。
DCモーター扇風機についてご質問がある方は、@hitoxuでご質問をいただければ私で分かることでしたらお答えしますのでお気軽に、Replyをくださいね♪。