ドライブが好きな人なら誰もがやってみたいと思うのが、ドライブシーンの録画でしょう。iPhoneがあればお手軽に車載カメラ化が可能です。
今回は、iPhoneひとつで手軽にドライブレコーダーの環境を構築してみたいと思います。購入をしたのは、車載ホルダー「サンワダイレクト 200-CAR008NBK
開封の儀から実際に使ってみた感想、撮影したビデオまでをご紹介・レビューします! ご興味のある方はチェックしてみてくださいね。
開封の儀
「サンワダイレクト 200-CAR008NBK
商品の説明は事前にじっくり検討した結果、注文しているわけで、送られてくる商品には、詳しい説明や過剰な包装は不要です。その分安くしてくれたらなおうれしいですね。
吸盤サイズは直径70mm。重さは80g。対応機種は90mmまでを固定できます。iPhoneはもちろん、スマートフォンに対応しています。ポイントは「強力吸盤車載ホルダー」の“強力吸盤”ですね!
では開けてみましょう。取扱説明書が入っています。
その下には……。段ボールと商品のみ。うん、、、これでいいんです。
同梱物は、本体と1枚の取扱説明書のみ。
取扱説明書は片面のみで完結にまとめられていて分かりやすいです。設置方法と角度の調整方法、吸盤のお手入れについて書かれています。
本体を詳しく見てみましょう。クリップタイプのシンプルなヤツです。
吸盤部分。まだシールが貼った状態です。
吸盤からでているシッポのようなものは、吸盤を取り外すときにこれを持って引っ張り上げます。
吸盤の上にあるスイッチのようなものは、設置後、位置を決めたら、倒すことで真空状態(?)になり、吸盤がガッチリ固定される仕組みになっています。
クリップはなかなか強力です。
クリップが強力だと心配なのがiPhone本体が傷つくのでは?という点ですが、触れる箇所は柔らかいラバーと滑り止めが付いています。
クリップは根元の部分で自由自在に方向を変えたり角度を変えられます。横向き、縦向きはもちろん、微妙な角度調整もやりやすいです。
iPhoneを取り付けてみました。(まだ吸盤で固定していないので指で押さえています。)
後ろから見るとこんな感じ。クリップでしっかりホールドされています。今回の主目的はアウトカメラでビデオ撮影をすること。ですが、干渉はまったくしていません。いい感じ。
グリップ部はこのようにiPhoneと接地しています。
iPhoneの繊細なアルミにも特に問題はありませんでした。良かったぁ。
以上、開封の儀でした。
車に取り付けてみよう!
では車のダッシュボードに接地してみましょう。あらかじめ、ダッシュボードのホコリや汚れを取り除いてきれいにしておきましょう。
吸盤のシートを外します。直径70mmの吸盤は意外と大きいと感じました。MADE IN KOREAです。
ダッシュボードに取り付けてみました。私の車は取り付けた部分は若干、膨らみがあるのですが問題無く吸盤が貼り付きました。
写真では横向きで取り付けましたが、90度傾けて縦向きにすることもできますし、微妙な角度調整もバッチリです。
クリップだけだとこんな感じ。シンプルでカッコイイですね。
時速60キロで走行しましたが揺れや外れ、振動によるいがみなどもありませんでした。吸盤を一度外してみましたが、ダッシュボードに取れない跡は残っていませんでした。ただ実験は冬の一日だけだったので暑い夏の日など数日間放置していると跡形が残るような気もします。
使わないときは外しておく方がいいかもしれません。吸盤は繰り返し利用が可能で、接着面の吸盤力が弱ったら、水洗いすれば粘着力が復活するそうです。
アプリ「DriveMate Rec」の感想
撮影の準備が整ったので、ドライブレコーダーアプリ「DriveMate Rec – CARMATE」(200円)をみてみましょう。
DriveMate Recは、カー用品で有名なCARMATEさんのアプリです。車に関してはプロ中のプロです。
衝撃を感知した場合の前後を録画する「Drive Recorder」機能、ドライブ中の様子を録画できる「Video Recorder」機能、最短ルートを見つけるのに便利な「Time Trial」機能と充実しています。
私は主に「Vide Recorder」を使う予定です。
録画されたビデオはいったんアプリ内に保存されます。「Viewer」で閲覧し、必要に応じてエクスポートするという流れになります。
アプリの説明では「音声は入らない」とありましたが、ちゃんと録音されていました。iPhone 5sだから??
パラメーターを入れた状態でエクスポートしたり、非表示で走行映像だけをエクスポートも可能です。映像の品質も選択できます。
注意点としては……
趣味の範囲でお手軽に楽しむ分には面白いですが、本格的に使うことはできない。信頼性が高く無いと感じました。その理由は以下の通り。
- 突然録画が止まる場合がある(本体が高温になったりソフトの不安定さであったり)
- バッテリー消耗が激しい(シガーソケットで電源供給は必須)
- アプリの他の画面を開くと録画がストップする(バックグラウンドで動作しない)
- ビデオは2倍速、4倍速でエクスポートできない(閲覧のみ。4倍速はかくかくで見るに堪えない)
以上の点を留意した上で使うと楽しいアプリである事は間違いありません!! iPhoneがあれば、1,680円+200円でドライブレコーダーを実現できるなんて素晴らしいですね♪。
撮影例
おまちどおさまでした。それでは「合成あり(高フレームレート)」でエクスポートしたビデオをご覧ください〜。元素材は6分もあるので、「Cute CUT Pro – 全機能映像編集 – YU BO」(600円)で3倍速&音楽を入れてあります。DriveMate Recからのエクスポート動画そのままではないのでご注意ください。
さいごに
CARMATEの「DriveMate Rec」は以前から知っていましたが、車載ホルダーがいいものが見つからず、なかなか実現できずにいました。たまたまAmazonをぶらぶら見ていると、良さそうな品を発見!即買いでした。
秀逸なのがクリップの強度と吸盤の吸着力です。クリップの力は強すぎても弱すぎてもダメ。しっかりとグリップ部には緩衝材と滑り止めが当てられていますし、吸盤も70mmと絶妙な大きさです。これ以上大きくても邪魔でかっこ悪い感じになるし、小さすぎると頼りなくなるのだと思います。
注意点でも書きましたが、信頼背の高いドライブレコーダー環境を構築することはできません。あくまでドライブ中のビデオ撮影をお手軽に楽しむアイテム。として使うなら最高にお手軽でいい組み合わせだと思います!!
もちろん、この車載ホルダーがあれば、iPhoneをカーナビとして使う時にも重宝するのは間違いありません。興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね〜(^^)/。
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