私は文章を書くのが苦手です。ブログを書いていながらこう告白するのもどうかと思いますが、自分ではそう思いながらブログ記事を書いています。
「どう書いたら読みやすいか」、「どう書いたらうまく伝わるか」、「間違った日本語を使っていないか」。
文章を書くことを仕事にしていない私にとって一番難しいところです。プロで無いから間違いが許されるとは思いませんが、多少の誤字脱字は残ったまま記事を公開することも多々あります。そしてTwitterなどでご指摘をいただき慌てて修正することも日常茶飯事。
そのような中で少しでもミスを減らし読みやすい文章にするため、ツールで補助してもらえる部分はしてもらおうと思っています。
日本語入力ソフトはATOKを長年愛用しています。動作が重い、不安定という評価もある中で幸い私の環境ではすこぶる快適に動いてくれています。ATOKは日本語のミスを指摘してくれたりタイプミスを補正してくれたり、適切な候補を提示してくれたり、英単語に変換してくれたりします。ここには書き切れないほど、私の日本語力の不足を補ってくれています(^_^;)。
ATOKでは専門辞書を販売しています。そのひとつの「共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOK」が長年気になっていました。
新しい常用漢字に対応!
用語を統一し、正確な文章が書ける
報道各社や企業の広報部門で原稿作成の指標とされる『記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集』に準拠した、ATOKの変換辞書です。入力・変換時から正しく、用語の統一をはかった文章を書くことができます。 また、用字用語の説明や略語の正式名称なども提示。新聞・雑誌やテレビといったメディア・報道関連の制作現場において、文章の質をあげるとともに業務効率化にも貢献します。
このような機能紹介があり「正しい日本語」を書く上で強力な味方になるかな?と思いつつはや数年。なぜそんなにも悩んだかというと、価格が5,000円もするのです。しかもダウンロード版で16MBというサイズ。
ファイルサイズが価格と比例する、重要と言うことでは無いのは分かっていますが何となく16MBで5,000円ということで買うのをためらっていました(^_^;)。
自分に投資を。買うことを決意
ATOKを導入したときもそうですが、ブログを書く上で少しでも正確な日本語にしたい。少しでも読みやすい文章にしたい。特に皆さんの目に触れる機会が多いブログではその気持ちが強くなりました。
これといったきっかけは正直なところ無いのですが、思い切って買ってみて、結果としてよかったなと思っています。自分に投資をすることで投資以上の効果がある。そう信じて購入することにしました。
「共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOK」をインストールしてみた
購入ページから環境にあったものを購入しましょう。私は「共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOK 通常版 ダウンロード版(Mac)」を購入しました。
購入手続き完了後、「at_kyodo2014.dmg」をダブルクリックするとATOK辞書インストーラが起動するので画面の指示に従いインストールします。
辞書と電子辞典の2種類をインストールします。ダウンロードからインストールまでかかった時間はわずか1分程度でした。
使ってみた感想
何だか前置きが長くなってしまいすみません。最後に、「共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOK」の感想を書いておきたいと思います。
辞書セットなので基本は今までと使っている上で違和感や差は感じません。しかし登録商標の名称を使おうとした場合や、少し格好付けた日本語を使った場合に、「こうした方がいいよ」とアドバイスをしてくれます。
共同通信社 記者ハンドブック辞書に準拠した内容で表示されているだけですが、要は読みやすい日本語とは小難しい言葉を集めるのでは無く、ひらがなを多く使った柔らかい文章が読みやすい文章なのだと思います。
買ったばかりでまだ5,000円以上の効果を実感できていませんが、すぐに元が取れそうな気がします。日本語に自信が無いけれども少しでも楽に、確実に日本語力をUPさせたい方には、ATOK+共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOKの組み合わせをお勧めします。よかったらチェックしてくださいね。