

今回は、TP-Linkの屋外用ネットワークカメラ「Tapo C520WS」をレビューします!2K QHDの高画質、360°パン/チルト機能、スターライトセンサーによる鮮明なカラーナイトビジョンなど、多彩な機能を備えた高機能モデルです。私は、防犯対策として本機を導入し、別途購入した256GBのSDカードを装着。2K QHD画質、動作検知録画モードで使用したところ、我が家の環境では約5ヶ月間の録画が可能となり、その長期録画性能に大変満足しています。その使用感と、実際に使って分かったメリット・デメリットを詳しくご紹介します!
Tapo C520WS 防犯カメラの特長
Tapo C520WSは、屋外設置に対応した、Wi-Fi/有線LAN接続のネットワークカメラです。
特徴は以下の通りです。
- 2K QHD (2560×1440) 高画質:1080pの約1.7倍のピクセル数を誇り、より鮮明で詳細な映像を記録できます。
- 360°パン/チルト:水平方向に360°、垂直方向に130°の範囲でカメラの向きを調整可能。死角を減らし、広範囲を監視できます。
- スターライトセンサー搭載カラーナイトビジョン:わずかな光でも、鮮明なカラー映像を撮影できます。
- スマートAI検知:人物、ペット、車両を検知し、不要な通知を減らします。
- 動体検知&通知:動きを検知すると、スマホに通知を送信し、録画を開始します。
- スマートモーショントラッキング: 動体を自動追尾する機能があります。
- IP66防水防塵:屋外の過酷な環境にも耐える、高い防水・防塵性能を備えています。
- 双方向通話:カメラに内蔵されたマイクとスピーカーで、スマホアプリから音声通話ができます。
- microSDカード対応(必須):最大512GBまでのmicroSDカードに対応し、長時間の録画が可能です。(注意:本製品の利用には、microSDカードが必須です。)
- クラウドストレージ「Tapo Care」対応(有料):録画データをクラウドに保存できる、有料サービス「Tapo Care」も利用可能です。
- Wi-Fi/有線LAN両対応:Wi-Fiだけでなく、有線LAN接続も可能なので、安定した通信環境を構築できます。
- 音声アシスタント対応:GoogleアシスタントやAmazon Alexaによる音声操作に対応。
- フィジカルプライバシーモード:レンズを物理的に隠すことで、プライバシーを保護。
類似商品との違いと利点
類似商品としては、「ATOM Cam Swing」、「Anker Eufy Security eufyCam 2C」、「Arlo Pro 4」などが挙げられます。
- ATOM Cam Swing (価格: 約7,000円):360°パン/チルト、自動追尾機能を備えた、比較的安価なモデル。ただし、画質は1080pです。
- Anker Eufy Security eufyCam 2C (価格: 約20,000円~):バッテリー駆動で、完全ワイヤレスで使用可能。ただし、価格は高めです。
- Arlo Pro 4 (価格: 約30,000円~):2K HDR画質、スポットライト内蔵など、高機能なモデル。ただし、価格はかなり高めです。
これらの製品と比較して、Tapo C520WSの利点は、2K QHDの高画質、360°パン/チルト、スターライトセンサー搭載カラーナイトビジョン、スマートAI検知など、高機能を備えながら、比較的リーズナブルな価格設定であることです。また、Wi-Fiと有線LANの両方に対応しているため、設置場所の自由度が高いのもメリットです。
開封の儀












































Tapo C520WS 防犯カメラのメリット・デメリット
ここがGood!
- 2K QHDの高画質が素晴らしい!: 昼間はもちろん、夜間も鮮明な映像を記録できます。
- 360°パン/チルトで広範囲を監視: 死角を減らし、一台で広範囲をカバーできます。
- スターライトセンサーで夜間もカラー: わずかな光があれば、カラーで撮影できるので、夜間の視認性が格段に向上します。
- スマートAI検知が便利: 人物、ペット、車両を検知し、不要な通知を減らせます。
- 2K QHD画質&256GBのSDカードで約5ヶ月間の録画が可能: 動作検知録画モードで使用した場合、我が家の環境では約5ヶ月間も録画できました。これは大きな安心感に繋がります。
- Wi-Fi/有線LAN両対応で設置場所を選ばない: 電波状況や設置場所に合わせて、柔軟に対応できます。
- IP66防水防塵で屋外設置も安心: 雨風にさらされる場所でも、安心して使えます。
- 双方向通話: 来訪者や不審者に対して声掛けを行うことができます。
ここがうーん
- microSDカードが必須: 録画機能を利用するためには、microSDカードが必須です。別途購入する必要があります。
- センサーの感度が高すぎる場合がある: 木の葉の揺れや雨など、些細な動きにも反応してしまうことがあります。Amazonレビューでも同様の指摘が見られます。
- 動作音が気になる場合がある: カメラがパン/チルトする際の動作音が、静かな環境では気になるかもしれません。
- 電源が遠いと設置場所が限られる: 電源ケーブルの長さには限りがあるため、設置場所によっては延長コードが必要になります。
こんな人におすすめ
- 高画質な屋外用防犯カメラを探している人:2K QHDの高画質で、昼夜問わず鮮明な映像を記録できます。
- 広範囲を監視したい人:360°パン/チルト機能で、一台で広範囲をカバーできます。
- 夜間の映像も重視する人:スターライトセンサー搭載で、夜間でもカラー映像を撮影できます。
- スマートAI検知機能を活用したい人:人物、ペット、車両を検知し、より詳細な監視が可能です。
- 長期間の録画データを保存したい人:microSDカード(最大512GB、別途購入)に対応し、長時間の録画が可能です。
- Wi-Fiと有線LANの両方に対応した製品を探している人:設置場所の自由度が高く、安定した通信環境を構築できます。
- TP-Link Tapoシリーズで揃えたい人:すでに他のTapo製品を使っている場合、連携がスムーズです。
さいごに
Tapo C520WSは、2K QHDの高画質、360°パン/チルト、スターライトセンサー搭載カラーナイトビジョン、スマートAI検知など、多彩な機能を備えた、高機能な屋外用防犯カメラです。microSDカードが必須である点、センサーの感度や動作音など、気になる点もいくつかありますが、それを補って余りある高機能と、比較的リーズナブルな価格設定で、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。2K QHD画質で、256GBのSDカードと組み合わせれば、長期間の録画も可能です。
以上、Tapo C520WS 防犯カメラのレビューでした。本記事が、皆様の防犯カメラ選びの一助になれば幸いです。