そう、楽天モバイルのようなものをイメージしていましたが、大きな間違いでした。はじめからオンライン専用で設計された楽天モバイルと元々は友人手続きが前提のシステムをベースに構築された(であろう)povo 2.0では、イメージとはまったく異なるほどの人海戦術でした。
今回は開通済みのeSIMを機種変更のため、eSIMを再発行をした際のレポートです。
eSIMの再発行をしてみた
eSIM 再発行の手続きでも本人確認は必要。しかも有人対応
携帯電話の法的に求められる手続きを十分に理解していないため、ひょっとしたらpovo 2.0の手続きが正しいのかもしれませんが、楽天モバイルとの違いがあまりにもありすぎでした。
楽天モバイルでは my 楽天モバイルアプリからオンラインで人を介することなく再発行手続きが可能です。かかる時間も10分程度。すぐにeSIMの再発行が完了します。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00002047/#eSIM
一方、povo 2.0 は、チャットページでまずは問合せを入力した後に、有人での対応となります。10月7日時点では、有人チャットが起動し、待ち行列に並ぶことになりました。140人待ちという信じられない人数を約2時間待ち、受付開始。
途中、ブラウザのセッションが切れると待ち行列に並びなおしになってしまうためPC画面をずっと起動しっぱないで待ちました。スマホの人、どうするんだろう?と思っていたら10月8日に「問い合わせフォーム」に変更され、順次受付対応をするようになったようです。
一般的な問い合わせはこの方式でいいと思いますがSIMの再発行などの場合、なんなに悠長に待っていられないと思うのですが・・・。手が回っていないためと思いますが完全な改悪ですね。
さて、10月7日時点では2時間待たされた後、有人チャットで本人確認(電話番号、氏名、生年月日)の入力と本人確認書類(免許証など)と本人が一緒に写った写真をUPさせられました。いや?個人情報を求められるとは思っていませんでした。と、いうか新規申し込みの時は、eKYCで無人手続きだったので、せめて有人チャットの対応ではなくアプリで受付をしてもらえれば時間のロスはないと思うのですが。今後の改善に期待ですね。
SIM 再発行は有料だった
povo 2.0 のSIM再発行の手数料は無料だと思っていたのですが、本来は有料でした。SIMカードの場合、2,200円/回、eSIMの場合、440円/回とのこと。ただし当面の間、無料とのことです。
うむむ、であれば物理SIMにしておいた方がいいような気がしました。また、SIMの再発行をしようかな??
eSIMの再発行は翌日になった
7日の午後7時頃に再発行手続きが終わりましたが、再発行されたeSIMの連絡があったのは翌日8日午前11時頃でした。午前中に手続きをしていれば当日中の再発行も可能だったかもしれませんが、今後は、問い合わせフォームで受付後の対応となるため、eSIMであっても当日以降の切り替えが標準となりそうてす。
eSIMなのにどれだけ時間が掛かっているんや!という気持ちが隠せないのは私だけでしょうか。
さいごに
冒頭に書いた通り、はじめたらオンライン手続きを前提に作られた楽天モバイルと比較するのは酷かもしれませんが、一度、オンライン手続きの楽さに慣れてしまったため、povo 2.0 のスピード感の遅さが気になってしまいました。
今後、申込が落ち着くと少しは改善されると思いますが、根本的に人海戦術の部分が多く残っている印象でシステムの回収費用が大きくかかりそうな部分は当面、手付かずになりそうです。
今回はeSIMの再発行をしてみた。というお話でした。参考にしていただけると幸いです。