9月29日午前9時、povo 2.0の受付が開始されました。案の定、申込が集中し手続きの遅れなどがあったようですが、おおむね順調な滑り出しだったのではないでしょうか。
手持ちのPixel 4aでeSIMを新規申込してみました。申し込み前に疑問点だった点をいろいろと確認してみました。申し込み前で気になっている方は参考にしていただけると幸いです。
povo 2.0の申し込みはウェブからではなくアプリから
povo 2.0では新しく、ドメインを取得、「povo.jp」になりました。旧URL「povo.au.com」はpovo 1.0用のサイトとして当面保持されるようです。
さぁ、povo 2.0を申し込むぞ!ということで説明を読み進めると、ウェブページから申し込むのではなく、アプリから申し込みます。
つまり、利用するスマホとWi-Fi環境は必須ということになります。
povo 2.0アプリから申し込む!・・・503エラーが・・・
povo 2.0アプリをインストール、起動し「povo 2.0を申し込む」から申し込みしましょう!
アカウントを登録するためメールアドレスを入力し次へ。(図中のこちらは関係ありません。)
メールに届く6桁の認証コードをに入力しますが、有効期限はたった2分しかありません。シビア!!間に合わなかった場合は再送信しましょう。この時点で不慣れの方は脱落しそうな予感。
今回はeSIM、新規契約を選択します。申込内容を確認します。
重要事項説明はひとつずつ開いて最後までスクロールし確認した上でチェックしていく工程となります。問題なければ、「この内容で申し込む」をタップ。
支払い方法はクレジットカードのみとなります。カード情報を入力します。
注文番号が付与されます。続いて本人確認書類の登録へ移ります。「次へ進む」をタップします。
ここでpovo 2.0アプリを離れブラウザが起動します。本人確認書類は運転免許証、マイナンバーカード(個人ば号カード)、残留カードのいずれかとなります。
私は運転免許証を選択しカメラで免許証の裏表と立体にして分厚さを確認できる写真。顔写真を色んな角度で撮影しました。・・・最後にエラー503!!!ええええーーー!!
でもアプリに戻るとステータスは「本人確認中」となっています。このまま待つことにしました。(メールでも本人確認中と連絡あり。)
数時間後やっぱりダメだった。再度本人確認書類で無事完了!
数時間後、本人確認処理が失敗した旨のメールが届きました。気を取り直し再度、本人確認書類と顔を撮影し申請しまた。
数時間後、無事、本人確認完了連絡がありました。
povo 2.0アプリで「eSIMを発行する」をタップすると「SIMの有効かを受け付けました」と表示されます。ここで「eSIMの設定」をタップします。
eSIM情報にQRコードが表示されます。Pixel 4aでSIMの設定画面でeSIM設定します。QRコードを読み込ませ有効かすれば完了です。
私の場合申込みをGalaxy Note 10+で行ったため、Pixel 4aでQRコードを読み取ることができましたが、Pixel 4aで申し込んだ人はQRコードを読み取れません。QRコードの下に表示されるアクティベーションコードを入力しましょう。
参考までにAPN情報を掲載しておきます。自動設定され編集が不可なのでグレーアウトしています。
以上で無事、eSIMの設定は完了です!!
ピクト表示と、0GBの通信速度
Pixel 4aの場合、ピクト表示は「KDDI – povo」となっていました。auまたはpovoではなかったのでは?このような併記されるパターンもあるようです。
0GB状態での通信速度は、下り70?90kbps、上り100?110kbpsでした。128kbpsが仕様ですがそこまでは出ていないようです。また、初速が出るバースト機能も提供されません。
低速な状態でトッピングしてみた。快適性は?通信速度は?追加でデータ購入したら後で消費になる?
128kbpsという低速な状態でトッピングできるのか?遅くてイライラするのでは?と懸念に思っていましたがどうでしょうか。
トッピングはpovo 2.0アプリから行います。povo 2.0にログインしましょう。ログイン時にメールでの6桁認証コード入力が求められるので、初回はWi-Fi環境で余裕をもってログインしておきましょう。
説明があるので確認しておきましょう。
ホーム画面です。この画面にすべての情報とトッピングが表示されています。一画面で見渡せるので個人的にはGoodだと思います。
データトッピング「データ使い放題(24時間)」を購入してみます。ボタンをタップ、購入をタップ。2タップで購入が完了します。逆に「購入」の後に確認のメッセージは表示されないので注意しましょう。
128kbps状態で操作してみましたが、アプリの起動からホーム画面の表示、トッピングの購入までストレスなしでした。データ読み込みを極限までカットしているのでしょう。工夫されているのでしょう。
ポヴォくんが「天使」になりました!!使い放題なので∞のマークに。「詳細な内訳」をタップしてみましょう。
利用中のトッピングが詳しくかくにんてきます。「残り1日間」とあります。
4Gで通信速度を測定してみました。下り58Mbps、上り26Mbps。思ったより高速ではなかったですが安定してこの速度が出れば文句はありません。
続いて、「データ追加1GB(7日間)」を購入してみましょう。複数のデータ容量がある場合、期限が早いデータから消費される。とのことです。
ポヴォくんが天使じゃなくなっちゃいました。詳細な内容を確認すると、データ使い放題が適用中でデータ追加1GBは消費されていません。
「povo 2.0デビューキャンペーン」にエントリーをしているので、10日目以降にメールでプロモーションコードが送付されるようです。7日で切れちゃうんですが、ギガ活のように300MB 3日間という感じで送られてくるのかな?送られてきたら追加でレポしますね。
日付のカウントは?大容量消費したら速度低下にされる?
日付が変わり気になっていた点を確認してみました。データ追加7日間ですがデータ使い放題が適用中でデータは消費されませんが、日数は消費されるようです。これはまずい仕様ではないでしょうか?
例えば、「データ追加 3GB 30日」、「データ追加 20GB 30日」を、3GB→20GBの順で同日に購入した場合、さきに、3GBまたは、30日が消費され、どちらかが達したら、20GB、30日が適用されるのか?と思ったのですが、この場合は、「23GB 30日」に過ぎない。ということになります。
私が購入した「データ使い放題(24時間)」と「1GB 7日間」の組み合わせの場合だと、日数が消費されるのかもしれません。私の見解が間違っている場合、ご指摘をいただけると幸いです。記事を訂正します。
また、「データ使い放題(24時間)」で大容量を使った場合、速度制限されるか?を検証してみました。40GBを消費しても速度低下はありませんてじた。(povoさん、大容量を消費してしまいすみませんでした。)
電話番号は?SMSは?
電話番号は070-23XX-88XXという番号体系のようです。通話とSMSは問題なく発着信できました。当然ですけどね!しかし070が普通の時代になっんてしまったのですね。
さいごに
いよいよ登場した究極のトッピング型プラン「povo 2.0」。複雑な仕様で分かりにくいという意見がある一方で「限りなく0円運用が可能」と高い評価もあります。データ追加は自動更新ができないため、面倒だと感じる方も多いように思います。
でもこれは完全に「プリペイド携帯」ですよね・・・。
プリペイド携帯では、本人確認が甘かったため犯罪に利用されるリスクが高いといった問題点がありましたが、今回は、2回線以上も(実質)0円運用が可能なため悪用する人が多発しないか危惧しています。しかし、規定の回線以上は持てないなどpovoも当然、対応を考えていると思います。
引き続きpovo 2.0でいろいろと遊ぼうと思います。Twitterで情報を発信していきます!ぜひフォローをお願いします!