iPadを買ったらセットで欲しくなるApple Pencil。これまではiPad Proのみが使えるアドバンテージでしたが、無印iPadは第7世代から、iPad miniは第5世代でApple Pencil(第一世代)を利用できるようになりました。
iPad 第8世代は最小構成で38,280円からと3万円台から購入できるリーズナブルな価格設定ですが、Apple Pencil(第一世代)は11,880円と高額です。両方をそろえると約5万円になもなってしまいます。
見た目がApple Pencilに似た商品が3,000円弱でAmazonで販売されているのをご存じでしょうか?
価格差が大きいため完全に同じ機能ではないのは想像がつきますが、どの程度違うのか?実際に「タッチペン iPad ペン JAMJAKE スタイラスペン」(3,199円・500円引きクーポンあり)を購入してみて試してみました。
開封の儀
スタイラスペン・・・。シンプルな商品名ですね。
背面もまったく同じという・・・。生産国は中国のようです。
開封します?。
スタイラスペン本体とUSB-A to C充電ケーブル、替えペン先(3本)、取扱説明書が入っています。
説明書は日本語に対応しています。
電源の入れ方は「iPADペン」の上部を軽くタップします。LEDが青く点灯するので電源状態を確認できます。「スタイラスペン」じゃなかったの?(笑)
電源の切り方は「iPADペン」の上部を軽くタップします。LEDが消灯すると電源オフです。5分放置すると自動スリープし、30分で自動オフとなります。
充電はUSB-C充電ケーブルを使い「Pencil」に充電します。「iPADペン」ちがうんかーい!充電中はLEDは赤く点灯し、充電完了で消灯します。充電時間は約1時間、稼働時間は約10時間です。
長さはApple Pencilとほぼ同じで重さはiPADペンの方が若干軽いように思います。
上部を軽く触れると電源が入ります。LEDが青に点灯します。
ペン先はこんな感じ。Apple Pencilとほぼ同じように見えます。
USB-C端子で充電します。汎用性があるのはいいですね。Apple Pencil(第一世代)ユーザーとしてはLightningケーブルで充電できるとさらに良かったのですが・・・。
また、ペンは真ん丸ではなく、平らの面があります。転がり落ちることを防止してくれます。この点はApple Pencil(第一世代)より優位な点ですね!
替えペン先が3本もついているのはいいですね。かなり長持ちしそう。
USB-C充電ケーブルは同梱していましたが、ACアダプターは付属していませんので別途準備が必要です。
以上、開封の儀でした。
iPADペン(スタイラスペン)を使ってみた
気になっていた点で使ってみた感想は以下。
- iPADペンの電源を入れるとiPad側の設定は必要なくそのまま書き出せる(Bluetooth接続は必要なし)
- 書き味はApple Pencilと大きな違いは感じられない(若干滑りが多く感じるが気にならない程度)
- Apple Pencilと同じ感覚で使っていると、使おうと思ったときに電源が切れていることが意外に多く、再度ONにするのが不便
- 筆圧感知は無いが、ノートアプリでは逆に無い方が買いやすい
- 傾き検知対応アプリでも傾きが検知しない(個人的には問題ない)
- ペンが転がりにくいのはありがたい
率直な感想は、「想像していたより、Apple Pencilと感覚が近く、ちゃんと書ける」です。
主に3点がマイナスポイントと思うのでこれが気にならない人は、このiPADペンを検討してもいいかもしれません。
iPADペン(スタイラスペン)のここがGood!
- 価格が3,000円弱と安くコスパが高い
- Apple Pencilに書き味は近い
- 転がりにくくてよい
iPADペン(スタイラスペン)のここがうーん
- 筆圧検知がなく傾きもほとんどのアプリで非対応
- USB-Cケーブルで充電が必要、Lightningとは別にUSB電源の確保が必要
- ACアダプターが同梱していない
さいごに
主にノートアプリなど、文字を書く時は、筆圧・傾き検知が必要ない方が書きやすかったりします。この機能が必要ない方は、コスパが高いため検討の価値はあると思います。
いい意味で裏切られた品質と使用感でした。ノート記録用に使いたいと思います。気になる方はチェックしてくださいね!