メニュー
ひとぅ
新しいもの好きな「ひとぅ」が2007年10月からガジェット製品や雑貨、面白いウェブサービスなどの情報を発信しています。お得な情報や役立つTIPSも人気です。
アーカイブ
カテゴリー

【レビュー】音楽を楽しめ!有線オープンバックステレオヘッドホン「GRADO SR60x」

  • URLをコピーしました!

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

自宅で音楽を聴く環境は人それぞれですね。PCのスピーカーで楽しむ人、ちょっといいスピーカーで楽しむ人、イヤホンで楽しむ人、ヘッドホンで楽しむ人。それぞれ特徴がありメリット・デメリットがあります。

私はPC作業中はBOSEのスピーカーで楽しんでいますが、PCはリビングにあるためテレビを見ているときや家族が寛いでいるときは無音が多いです。ひとりでも楽しめる手段としてイヤホンを使っていましたが、閉塞感があるため、あまり好きになりません。

そんな時に気に入って使っているのが、オープンエアヘッドホン。密閉式ヘッドホンより開放式はクリアな透き通った音を楽しめます。

音漏れが大きいので屋外ではちょっと使いづらいですが自宅ではお勧めなオープンエアヘッドホン。今回はGRADO Prestigeシリーズ SR60x」(約14,000円)をご紹介します。

この記事は、ひとぅブログレビューポリシーに基づき、ナイコムさんからレビュー商品を無償提供いただきました。記事掲載における金銭の授受、記事内容への関与は一切ありません。

目次

開封の儀

GRADOのPrestigeシリーズ、SR60xです。これ以上シンプルなパッケージを見たことがありません。かっこいい。

背面も余計なものはありません。

GRADOのロゴ、G。

GRADOは1953年より60年以上の歴史を持つ音楽メーカーです。

Prestigeシリーズ SR60xの製品特徴が書かれています。

パッケージを開封するとヘッドホンとは思えないメッセージがお出迎え。

ニューヨークのブルックリンで60年以上経営する歴史あるメーカーです。

GRADOの想いが熱く語られています。要約は下記の通り。並みならぬこだわりと自信を感じます。

3世代に渡るサウンド

1953年以来、私たちの家族は3世代を通してニューヨークのブルックリンでカートリッジや ヘッドフォンを手作りしてきました。

私たちは音を最優先する伝統と遺産が重要であるという哲学を守ってきました。65年間にもおよぶ経験はGRADOに反映しています。

私たちは今日も制作します。音楽を楽しんでください!

ジョン・ジョナサン・マティエン

その下にヘッドフォン取扱説明書が入っていました。安心の日本語対応。

その下にヘッドホンがお出まし。

’53が古さを感じさせずカッコよさがあります。1953年からなので今年で68年目ですね。

取扱説明書をよく読んでおきましょう。

日本てはナイコムさんが国内で販売されています。

商品仕様は下記の通り。また1年間の無償修理保証が付いています。品質に自信があるためきっちり保証があるわけですね。

  • モデル名:SR60x
  • 形式:オープンエア
  • ハウジング:無共振ポリカーボネート
  • ドライバー:口径44mm
  • 周波数特性:20〜20,000Hz
  • チャンネルバランス:0.1dB
  • インピーダンス:38Ω
  • 感度:99.8dB
  • 接続コード:4芯OFC線(高純度無酸素銅線)
  • 接続コード長:約1.7m
  • 重量:約180g(ケーブル含まず)
  • 総重量:約240g(ケーブル含む)
  • 入力端子:3.5mmステレオミニプラグ
  • ヘッドバンド:側圧調整板内蔵合成皮革貼
  • 付属品:1/4インチ標準プラグアダプター

SR60x本体をじっくり見ていきましょう。ケーブル長は1.7mあり長すぎる感はありますがオーディオ機器から離れて聴くことを想定した長さです。

本体重量はケーブルを除き約180g。ケーブルを含むと約240gとなります。

開放式のため外側は開放されています。

フォントにもオールド感がありかっこいい。

内側のインナーパッド。

もちろんインナーパッドを取り外し可能です。

ドライバー口径は44mmありダイナミックな音を発してくれます。

横から見たところ。プラスチックですが安物っぽい感じは全くありません。

ケーブル接続部の処理は特にありませんが力のかかる箇所なので若干不安があります。

1/4インチ標準プラグアダプターが付いています。

アダプターを外すと3.5mmステレオミニプラグとなります。金メッキでノイズを最低限に抑えます。

以上、開封の儀でした。

GRADO SR60x で音楽を聴いてみた

最近はインナータイプのイヤホン、ヘッドホンが多い中、久しぶりにオープンエアを聴くとその解放感に感動しました。高温がよく伸びて透き通る音、一言でいうと「爽快」です。

重低音は若干物足りなさがありますが、それ以上にオリジナル音源に近い音を耳元で聞くことの楽しさがあります。久しぶりにワクワクしました。

44mmのドライバーで余裕を感じますし音の広がりでインナータイプで今まで聞こえなかった楽器の細かな音が聞こえます。これは楽しい。インナータイプに慣れた方には、ぜひ体験して欲しいです。

聴いた環境は屋内ですが音漏れは相当しています。外部に音は相当、漏れていますし周辺の音も相当聞こえます。これは開放型の仕様なので気にはなりませんでしたが理解しておく必要はありそうです。

GRADO SR60x のここがGood!

  • 開放型ヘッドホンで閉塞感が少ない
  • 高音がクリアで解放感のある音を楽しめる
  • 約14,000円の価格はコスパ高い

有線ヘッドホンで14,000円という価格帯で高い満足度を得られる商品だと思います。商品の仕様をじゅうぶん理解した上で購入いただければ幸せになれると思います。

GRADO SR60x のここがうーん

  • 開封型なので外に音が漏れる、外の音も聞こえる
  • 有線ヘッドホンで持ち運びには適さない

Goodにも書きましたが商品の仕様・特徴はよく理解しておく必要があります。

さいごに

Xシリーズドライバーは第4世代のGRADOダイナミックドライバーとして登場。SR60xのために特別にチューニングされた新設計のドライバーデザインとなっています。

より強力な磁気回路、有効質量を減らしたボイスコイル、そして再構成された振動板を備えていて、44mmドライバー用に再設計することで、効率を高め、歪みを減らし、音楽の調和を保っているとのこと。

前モデルのSR60eを2015年にレビューしていますがその時よりも間違いなく音質が向上しています。SR60xは万人にお勧めできるコスパの高いオープンエアヘッドホンと言えるでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次