PayPay銀行は7月27日、10月1日から他の金融機関宛ての振込手数料の改定を発表しました。だいたいこの手の料金改定は、値上げが多い中、今回は珍しく値下げとなります。
改定前 | 2021年10月1日以降 | |
他行宛 | 3万円未満:176円 | 振込金額にかかわらず:145円 |
3万円以上:275円 |
https://www.paypay-bank.co.jp/news/2021/0727.html
金額にかかわらず145円に料金が統一されわかりやすくなりました。今回の料金改定は、PayPa銀行の単独の企業努力で実現したものではなく、銀行同士の送金の際に利用される「全銀ネット」の手数料が値下げされることを受けたものです。10月1日から送金額にかかわらず一律に62円となります。
PayPay銀行の振込手数料は他行に比べ低い水準に抑えられている点は評価できると思います。値下げしたとはいえ、全銀ネットが一律料金になったにもかかわらず、3万以上の手数料に金額差をつけたままの大手銀行がほとんどだったりします。
大手銀行は横並びの料金設定なのは悪しき習慣ですよね・・・。ネットバンキングで何ら問題ない人も多くなっている今、ITリテラシーの格差が広がっているように思います。