Widnows 10のサポートが2025年10月にサポート終了することが話題になっています。
マイクロソフトのライフサイクルページに掲載されているものを取り上げ、ニュースブログが起点となりSNSで拡散した形ですが、他サイトでも指摘されている通り、このライフサイクルは2015年にWindows 10がリリースされた際に既に公開されていたものです。
マイクロソフトでは従来のOSもおおよそ5年のサポート期間とさらに5年の延長サポートスパンとなっており、Windows 10においてもリリース時に情報公開されていました。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/windows-10-home-and-pro
Windows 10はさいごのWindowsだったのでは?
Windows 10 が2025年10月にサポート終了するという話題が衝撃的だった理由は、マイクロソフトが自ら語った「Windows 10は最後のWindowsとなる」という発言によるものでしょう。
これまで、Windows XP、Windows 7などのメジャーバージョンから次期Windowsへの移行に苦労してきたことからの脱却ができると期待されました。
ただ、これはWindows 10が永久にサポートされるということではなく、年2回更新される機能更新プログラムはリリースから18カ月から30カ月のサポート期間となっておりそれまでに適用が求められています。
つまり、Windowsの移行速度は従来より加速しています。
また、Windows 10はこれまでのWindowsと違い、モダンライフサイクルポリシーが適用されています。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/policies/modern
モダンライフサイクルポリシーは継続的にサービスとサポートが提供されている製品が対象としており、ユーザーは最新の状態を保つ必要がある一方、マイクロソフトは提供期間中、サポートを継続するというものです。
これにより、Windows 10のサポートの表記は2025年10月という表記から変更される可能性はあるでしょう。
新しいOSが発表されても機能更新やサポートの実態は変わらない?
26日には、Windowsのイベントが予定されており「新しいWindows」(Windows 11?)が発表されると噂されています。しかし、これまでのサポートや機能更新ポリシーに変更はされないと予想しています。
Windows 10の名前は変わり次のOSが発表されたとしても、Windows 10の最新版の機能更新プログラムが適用されているなら、スムーズな移行(無料)が可能とするのではないでしょうか。マイクロソフトにとってもWindowsが2バージョン存在する過去の悪夢の再来は避けたいと思っているハズです。
個人的には、「Windows 10は最後になる」ということばは信じていましたが、マイクロソフトは飽きちゃったのかもしれませんね。macOSも11、12と名前を変えていますしマーケティング的には新しい名前が欲しかったのでしょう。
そうであればいっそのこと、正式名称を「Windows」にしてmacOSのように適当に1年に1回名前を付けて新機能をアピールすようにすればいいのでは?と思ったり。「2021年は、Windows Washington!」とかね!!
企業などで重要となる基本機能・コアは互換性を担保してくれれば、みんながハッピーになると思います。いずれにせよ、マイクロソフトの今後の発表を待ちたいと思います。