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【感想・考察】「超」メモ革命 を読んで私が考えた”「超」メモ運用”を紹介してみる

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人勢で影響を受けた本は誰しも何冊かあると思います。私の場合は野口悠紀雄先生の「超」整理法です。1993年11月に発売された本書は当時、紙書類に溢れかえり情報整理に悩んでいた私に救世主となった一冊でした。

要点は分類をすると探すために時間がかかるし分類ミスをすれば見つけ出すことはできなくなるというもの。書類をファイリングしタイトルを付け利用したものを手前に置く。そうすることで利用頻度が高いものが手前に来るため結果として効率的。というもの。

”検索”が苦手な紙書類は分類化を諦め人の”時間と記憶”を頼りに整理するというアイデアが画期的で整理が苦手なずぼらな私にはピッタリな整理法でした。(ファイリングするだけなので簡単、手軽。)

その後、パソコンが普及した後はパソコンを利用してファイル名の付け方のアイデアなど「超」○○法として著作を世に送り出していてほとんど読ませていただいてます。

そんな野口悠紀雄先生の最新作、「超」メモ革命が5月7日に発売されました。デジタル技術の得意分野のテキスト・メモをどのように活用させるのか?参考にさせていただこうと拝読しました。

目次

「超」メモ革命 はGoogleサービスを軸とした活用法

本書のポイントはスマホを活用してGoogleドキュメントをベースに情報整理しよう。というもの。スマホを利用すればいつ手もでもPCでもいつでも確認できますし、検索もできます。

Gmailの下書き、Googleドキュメント、Googleフォトを活用してデジタルメモを取るというものが主な流れです。これは基本の考え方であり整理・検索の仕掛けを作る参考になるものでした。

これまで色んな方法で工夫をしてきた人にとっては当たり前の技術や手法で、超でも革命でも何でもないとも言えます。しかし文体化することで改めてその重要性を認識できた。そういう本だと感じました。

私が実践する「超」デジタル情報管理術 をご紹介

ここからは、2021年現在の私の情報管理方法をご紹介したいと思います。野口悠紀雄先生が言われるような「情報の一元化」は私の考えは「無駄」だと考えました。無限に何でも放り込むと結果として「ゴミ溜め」にしかなりません。検索すれば必要な情報に行きつくだろう。とはじめは考えましたがゴミの中から探すのは至難の業です。

そこで4つの視点で情報を仕分けすることにしました。

  1. 一時保管メモ(Google Keep
  2. ToDo管理(TickTick
  3. カードデータベース(Scrapbox
  4. 情報データベース(Notion

1.一時保管メモ(Google keep)

一時保管メモはその名の通りテンポラリー用の位置づけとなります。思いついたときに真っ先に放り込む場所です。Google Keepを利用しておりテキストでも写真でも音声でも何でも取りあえず放り込むようにしています。数日で完了するイベントや簡単なチェックリストなどもこちらに入れていることもあります。

2.ToDo管理(TickTick)

ToDo管理はTickTickを利用しています。リマインドと繰り返し処理、サブタスクの作成が便利です。同時進行するプロジェクトなど仕事を抱えている人は締め切りのために複数のタスクが並走し管理が煩雑になります。Notionはタスクの中にコメントを書いたり添付ファイルを付けられるのが便利で、仕事の進捗や状況をメモしておくことで思い出しやすくなります。

3.カードデータベース(Scrapbox)

カードデータベースは人情報、一緒に係った仕事の情報、お店の情報、飲み会など参加したイベントの覚書などを記録しています。各カードにタグを仕込んでおくことで自動的に関連するカードが自動表示され使いこむことでどんどん充実していきます。例えば2019/4に参加した歓送迎会の記録を残すと、お店、参加者が表示されます。参加者の会社、所属で関係者が自動で表示され便利です。

4.情報データベース(Notion)

情報データベースは何でも何でも情報を記録しています。Wikiのようにきちんと1ページずつ作成し詳細は個別のページを作るようにしています。家情報なら携帯電話の情報だったり家のネットワーク機器の情報、契約している新聞販売店の情報など階層化・体系化して情報を記録しています。更新頻度は高くありませんが見返すことが重要な情報ばかりです。Notionはファイルは何でも保管できるので便利です。

取りあえず残したいウェブページはNotion内に専用ページを作り保管するようにしています。経験上、保管したページを見返すことは1割もありません。最近は保存するページはめっきり減りました。

一時置き場→保管 or 破棄のルーチンが大切

私が考える「超」メモ運用 のポイントは「ゴミ溜めにしない」。です。

デジタルデータは無限に情報を保存できる。情報が必要になったときに検索をすればいい。とは決して考えていません。

取りあえず保管をしていったん判断をして終わったものや必要ないものは破棄し、必要なものは適した場所に整理して保管しなおすことが重要です。なぜならば取りあえず保管したメモはあくまでメモ。後から見直してもヒントや切っ掛けであってもそれひとつで完結しているものは意外とすくなく、結局、追記や整理を必要とします。そうであればテンポラリーの一時保管メモを活用するのがベストと結論付けました。

ToDo管理、カードデータベース、情報データベースは情報を一か所に保管するというポリシーに反しますが、それぞれ関連性は低いため別々に保管しても問題はほとんど発生しません。適材適所に保管しツールの機能の恩恵を受ける方が賢いと思います。

さいごに

「超」整理法から始まりPCやインターネットを使った「超」メモ革命まで進化した野口悠紀雄先生の「超」シリーズ。考え方や切っ掛けを与えていただき私たちで工夫をしていく楽しみがあります。今回は私の運用をご紹介しましたが、皆さんも使いやすいように環境にあった使い方を編み出してみてくださいね!

今回ご紹介した4つのサービスは無くてはならないものになっています。でも基本の考え方は他のサービスで実現することは可能です。万一、これらのサービスがなくなったとしても代替手段を利用して情報を整理してゆくことは可能だと考えています。

機会があれば詳しい使い方を紹介したいと思いますが今回はここまでのご紹介とさせていただきます!

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