Twitterで久しぶりに24時間でつぶやきが消えるつぶやき、「Fleet」でつぶやくとその後に新機能「スペース」をはじめましょう!というメッセージが表示されリアルタイムの会話を楽しめるようになりました。
順次、利用できるユーザーを拡大していく予定のようですが突然使えるようになったので試してみました。
10名までリアルタイムで会話を楽しめる「スペース」が始まる
「スペースでリアルタイムの会話を始めましょう」というメッセージとともに新機能が利用できるようになりました。いわゆる「Clubhouse」のあの機能がTwitterにも搭載されました。
画面に表示されたTwitter スペースの特徴は以下の通り。
- 最大10人のスピーカーを追加可能
- Twitter上のどのアカウントでもスピーカーとして招待できスピーカーになれる(ブロックしているアカウントを除く)
- ホストはスピーカーをミュートまたは変更したりゲストを削除したりできる
- Twitterではスペースの録音を一定期間保持
- 利用者は録音できない(Twitterの標準機能では)
Clubhouseを使ったことがある人はだいたいイメージがわくと思います。ホストがひとりめのスピーカー(話し手)となり、スペース(部屋)に参加した人はリスナー(聞き手)になります。リスナーの中からスピーカーに招待ができます。リスナーはスピーカーになるかどうか選択できます。
Clubhouseとの主な違いは以下の点でしょうか。
- 招待不要(TwitterのアカウントがあればOK)
- スペース(部屋)をツイートでシェア(拡散・共有)が可能
- スピーカーは10名まで
少し使ってみましたが、Clubhouseのいい点とTwitterのいい点を融合させた機能となっているという印象でした。ただしTwitterのそもそもの課題であるマネタイズ(儲かる仕組み)が一切ない点は爆発的にはやる要素を欠いていると思います。
「スペース」を求める人はどれだけいるのか?Twitterが進むべき道とは?
気軽に「ひとりラジオ」を始められる可能性はありますがFleetの時にも多くの意見があったようにTwitterの標準機能に搭載する必要があるのか?といった疑問があります。
私個人の感想ですが、Twitterにはツイート機能の充実と改善を切に希望したいところです。ツイート機能を充実・ブラッシュアップすることで他のSNSとの差別化を図りユーザーの流入が期待できると思うのですが、安易に他で話題になった機能を取り込むのは歓迎しません。
みなさんはTwitterに何を求めますか?
最後に私がTwitterに期待することをリストアップしてみました。
- ツイートの編集機能(更新履歴表示)
- ツイートまとめ機能(モーメント機能)をモバイルアプリでも使えるように
- モーメント機能の充実(人気のまとめ、おすすめ表示など)
- おすすめツイートの精度向上
- おすすめユーザーの精度向上
- 昔のツイートの活用(おもしろ、人気、歴史的に重大なツイートなど)
- 有名人のツイートオススメなど
- 信頼性が高い緊急性のツイートのプッシュ通知など
- 緊急呼び出し機能などインフラとしての機能
- マストドンなど他のSNSとの連携
Twitterはすでにインターネットではインフラとなっています。その自覚を持って単純な機能追加ではなく基本機能の充実、未来永劫続くための機能改善をしてほしいと希望します。
ぜひみなさんのご意見もお聞かせいただけると幸いです。