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【考察】2021年のケータイ料金のトレンドを考えてみた

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2020年12月、NTTドコモが発表したオンライン専用プランの「ahamo」によって携帯電話の料金体系は大きな変化を迎えることとなりました。これまでの複雑な料金体系からシンプルで分かりやすい料金体系へ変貌しつつあります。

この流れはNTTドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアだけにとどまらず、サブブランド、MVNOにも波及しすみ分けも明確化してきたと言えます。

これまでの分かりにくいセット割、家族割、期間限定、期間縛りなどから開放された透明性のある公平な料金体系へ移行されるのは大歓迎です。

今回は2021年のケータイ料金のトレンドを考察してみたのでご紹介します。

目次

容量・役割で区別されサポートは有料であることが明確化される

3大キャリアの通信品質がもっともすぐれているのは言うまでもありません。全国津々浦々に張り巡らされたショップでの手厚いサポートは初心者や高齢者に強い味方です。一方でそこまでの品質やサポートを必要としないユーザー層に対しても同様の費用負担がなされてきました。今後はサポートは有料であることが明確化されることでしょう。

MVNOでは20GB以下が主力容量で小容量を安く抑えたい人向けとなりそうです。サブブランドでも価格が下がってきたことを受け、回線品質を求める人はよりMVNOを選択する理由はなくなりつつあります。

サポート 価格 得意な容量 回線品質
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク) ショップあり、対面フルサポート 高い(3,000円?9,000円) 20GB?使い放題 高い
サブブランド(Y!mobile、UQmobile) ショップあり、対面そこそこサポート そこそこ安い(1,500円?3,000円) 1GB?20GB 高い
オンライン専用(ahamo、povo、LINEMO) ショップなし、対面サポートなし 安い(3,000円) 20GB 高い
MVNO(mineo、IIJmio、OCNモバイルONEなど) ショップほぼなし、対面サポートほぼなし めちゃ安い(500円?2,000円) 1GB?20GB 低い

よりシンプルに、期間縛り、初期手数料、MVNO転出料撤廃の流れが進む

これまでは2年縛りや家族割、契約後6か月間割引など複雑な割引きがあり毎月の支払金額が分かりにくくなっていましたが、シンプルに期間縛りや違約金、期間限定割引はなくりつつあります。

また、初期手数料やMVNO転出料も撤廃されつつあります。今後はシンプルに価格や回線品質や各種サービスで競争することになります。健全な競争だと言えるでしょう。

ただしこれには条件がありMVNO各社への卸価格は適正なものにする必要があります。自社だけに優位になるよう競合他社が不利になる料金設定にするのは許されません。総務省には料金そのものに口出しをするのではなく公平な競争ができるような指導に力を入れて欲しいものです。

さいごに

ahamo、povo、LINEMOのサービスがいよいよ開始されます。よく検討をしてあなたにあった最適な料金プランをチョイスするようにしましょう!MNP手数料が無料化が進む4月以降、より回線の移動が活発化しそうですね。料金選びでは毎月の料金だけでなく初期手数料、MNP手数料の有無も確認するようにしたいところです。

みなさんは料金プランの変更は検討されていますか?私はUQ mobileの回線の電話番号がなかなかいいので、MNPでMVNOに移行を検討しています。MVNOでは初期手数料・MNP手数料が無料のところを検討中です。(なかなかないですが・・・。)

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