IIJmioは2月24日、新プラン「ギガプラン」を4月1日からサービス提供開始することを発表しました。昨年12月から続くモバイル業界の値下げ合戦にIIJmioも参戦です。
https://pr.iijmio.jp/gigaplan/
料金体系はシンプル、SMSプランを選択する意味はほぼなし
新プランのギガプランは、2/4/8/15/20ギガの5つの容量が準備されています。SIMの種類も音声、SMS、データ専用、eSIMの5種類が準備されています。料金は記事トップのキャプチャをご確認ください。
サービス内容をざっと確認をすると特徴は以下の通り。音声プランの値下げが大きくSMSプランを選択する理由がほぼ見当たらなくなりましたね。追加データ量が1GB 200円は安価ですね。
- サービス提供開始・申し込み開始は4月1日より
- 音声SIMプランとSMSプランの価格差は30円しかない
- 低速時は約300kbps
- 高速データ通信ON/OFF選択可能
- 高速データ通信OFFの場合、直近3日間当たりで366MB超過時さらに速度制限
- 追加データ量 1GB 200円
- データシェア・データプレゼント機能あり(2021/6以降提供開始予定)
- 5Gオプション無料(2021/6以降提供開始予定)
- 初期費用3,000円、SIM発行手数料タイプD 394円、タイプA 406円、eSIM 200円
- 期間拘束条件なし・音声通話機能解除調定金0円・MNP転出手数料0円
- 通話料10円/30秒(専用アプリが必要)
- 長得の対象外となる(長期利用をしていたユーザーを切り捨て・・・)
複数回線を契約するなら最強、後は通信品質のみ
他社にないサービスで特徴的なのがデータシェア機能。6月以降提供開始予定のこの機能を利用すると現在のファミリーシェアプランと同じことを実現できます。
例えば家族4回線の場合、1回線20GBとし後は2GBとすれば1,880円+780円×3=4,220円で26GBまで利用できることになります。これまでは、12GBのファミリーシェアプラン 3,260円+700円×4回線+400円(4枚目SIM)=6,460円だったので容量が2倍になり価格は2,240円安価となります。
複数回線を契約するならばIIJmioは最強となりそうです。
ただし・・・。
今のところ通信速度は低速です。12時台においては1Mbps以上はまず出ません。この時間帯の速度低下は多くのユーザーから指摘と改善要望が出ていますが、IIJmioは今のところ増強の予定はないようです。
今回の料金改定の結果、通信量がさらに増大するでしょう。そうなればさらに回線がひっ迫され・・・。うむむ。そういう事です。
音声SIMが大幅な値下げ幅となったのは歓迎ですが回線改善も併せて発表して欲しかったですね。