楽天モバイルのなりふり構わずの会員獲得のための大盤振る舞いが続いています。300万名まで月額2,980円が無料というのも前代未聞の太っ腹さですが、機器まで無償提供しています。
実質0円のRakuten HandやRakuten miniはeSIMのため楽天モバイル回線を使うことが前提です。今後、eSIM対応サービスが広がる予定なので、そうなれば活用も期待できますが、現時点では、DSDVスマホにメイン回線と楽天モバイルの二重運用をお勧めします。
そうなるとSIMだけの契約となるのですが、そんな方にお勧めしたいのが今回ご紹介する、「Rakuten WiFi Pocket」です。
いわゆるモバイルルーターです。PC、スマホ、タブレットを接続して利用できます。もちろんSIMフリー機ですし、eSIMではなく物理SIMスロットがあるので楽天モバイル回線以外も利用できます。
私自身は以前はモバイルルーターを利用していましたが、最近はスマホでテザリング利用をしていますが、SIMフリーのモバイルルーターを1台持っていても損はないので、利用予定が特になくてももらっておいて損はないでしょう。なんといっても契約料・回線費用・機器代金が0円なんですからリスクゼロですもんね。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/rakuten-wifi-pocket/
開封の儀
届いた段ボールを開封すると機器の上にSIMカードがのっかっていました。このセットで配送しているんですね。ものすごい数が出荷されているんだろうな。と想像。
内容物はRakuten WiFi Pocket機器本体のほか、SIMカード、スタートガイド、SIMサイズの注意喚起用紙、各種チラシとなっています。
SIMカードです。単体で申し込んだ場合、これのみ届くことになります。
Rakuten WiFi Pocketは今は珍しい標準SIMサイズです。カットして利用するときは注意が必要です。間違って小さくカットしてしまってももう一度はめ込めば使えるんですけどね。
それではRakuten WiFi Pocket本体を見ていきましょう。
側面はしっかりとRakutenの主張をしています。このロゴがすっかり定着しましたね。
開封?。本体にもでっかく「R」の烙印、違った刻印がされています。なかなかでかいですね。
本体下にクイックスタートガイドが入っています。
その下に付属機器。
内容物はモバイルルーター本体、バッテリー、ACアダプター、microUSBケーブルとなっています。
本体を詳しく見ていきましょう。色はホワイトにしました。マット感はなくさらっとしています。ブラックだと指紋が目立つという意見を見たのでホワイトにしました。高級感はありませんが、0円なので文句はありません。
少し斜めから。写真では良さそうに見えますが高級感はありません。(2回目)
底面。残念ながらUSB-C端子ではなくmicroUSB端子です。個人的にそこまで気にはしません。
右側面に電源、メニューボタンがあります。ストラップホールもありますね。
背面は楽天のパンダさんとURLが記載されています。パンダがかわいいけど主張が激しい!
ちなみにこのパンダさん、名前があるのか調べると「お買いものパンダ」というらしい。ストレート!かわいさゼロ!(笑)楽天らしいといえば楽天らしいですが。
https://event.rakuten.co.jp/okaimonopanda/
ACアダプターも同梱しています。0円なのにきちんとしていますね。5V/1Aです。
そこそこコンパクト。5時間で満充電になるよう。
バッテリーは3000mAh。長時間は期待できませんが10時間くらいはもちそう。
背面は注意事項等の説明があります。
以上、開封の儀でした。
Rakuten WiFi Pocketを使ってみた
それではセットアップをして使ってみましょう!
本体にSIMカードとバッテリーをセットしましょう。microSDカードも使えるようです。謎。
Model: R310とあります。製造メーカーはShenzhen Harvilon Technology Co., Ltd.「ハーヴィロン」とのことです。
標準SIMサイズにカットしてこの方向でスライドさせて差し込みます。
バッテリーを取り付ければ完了です。
電源を入れてしばらく待つと(1分弱)自動的に楽天モバイルに接続しました。SSIDとパスワードが表示されますので機器に設定すると接続できます。
QRコードも表示されるので簡単接続に対応していればWi-Fiの設定不要で一発で接続できます。
接続台数は10台まで。約300時間、IEEE802.11(b/g/n)に対応。SIMフリー機で対応バンドはLTE Band 1 / Band 3 / Band 8 / Band 11 / Band 18 / Band 19 / Band 21 / Band 28 / Band 41、3G Band I /Band V /Band VI /Band VIII /Band X IX /。
ブラウザで「192.168.0.1」にアクセスするとRakuten WiFi Picketの管理画面にアクセスできます。初期ユーザー名、パスワードは「admin」です。WiFiルーターなので細かい設定ができます。テザリングではできない細かな設定も可能。これだけでも購入の価値あり!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
周波数帯は5GHzには非対応なようです。これは少し残念。高速回線を十分に生かせませんね。
SIMフリー機なのでAPNの設定画面もあり変更できます。
試しにFUJI WiFiのレンタルSIM、ソフトバンク回線のSIMをセットしてみると・・・。起動するとAPNの手動設定をすることなくインターネットに接続しました。APN設定画面を確認するとソフトバンク回線を認識し正しくセットされていました。主要なものはプリセットされているようです。素晴らしい。
気になる回線速度ですが、以下のような感じです。
スマホにSIM直刺し > スマホテザリング > Rakuten WiFi Pocket
やっぱりSIMの直刺しが最も高速です。スマホテザリングは5GHzに対応しCPUの処理能力も高いため通信速度は高速になります。モバイルルーターは高速処理に不向きですが安定稼働ができればよしと思うので、個人的には合格点だと思います。
さいごに
今回はスマホの回線利用のため新規に妻用として楽天モバイルの回線を契約しました。モバイルWi-Fiの機器を無料でもらえたのはありがたいです。いろんな使い方ができそうです。
楽天モバイル回線をメイン利用は厳しいですが、自宅が圏内ならば楽天回線を固定回線の代わりで使うのもアリと思います。1日10GBの制限がありますが制限後も3Mbpsの速度は出ます。意外といいかも。
Rakuten WiFi Pocket、想像以上にいい品でした!!気になる方はチェックしてくださいね!!
https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/rakuten-wifi-pocket/