Twitterでのトランプ大統領での過激な発言はつねに注目を集めましたが、8日、ツイッター社はトランプ大統領の公式アカウントを永久に停止したと発表しました。
今月6日、アメリカの連邦議会にトランプ大統領の支持者らが乱入して議事堂を占拠し死者が出た事態を巡り、トランプ大統領の投稿に重大な規定違反があったとして一時凍結されましたが、解除の際にさらなる違反があれば永久にアカウントを停止する方針を示していました。
ツイートのすべてを拝見していないため問題の箇所の特定はできていませんが、現時点でもアカウントは凍結された状態ですが今後解除されることはない模様です。
インフラを一社で牛耳る危険性
今回の永久停止の判断についての妥当性は現時点で情報を持ち合わせていないので言及を控えますが、TwitterにせよFacebookなど一社が運営するSNSには大きな危険性がはらんでいると感じています。
公共性が高い情報ツールであるインターネット上で言論を制御できる仕組みが必要なのでしょうか。もし必要ならば誰がコントロールをすればいいのでしょうか。
少なくとも一企業ではないはず。と私は思います。自由な環境のインターネットだからこそ一企業が運営するSNSを利用するのも自由という考えがあるのも理解しますし支持もします。
しかしデファクトスタンダードという言葉があるように事実上、一度大きなシェアを持ったもののシェアを低下させるのは難しい現実があります。
うがった見方をすれば知らずのうちに情報操作をされ誘導されても利用者は気づかない危険性もあるのです。SNSそうは電子メールのように自由に発信ができるものでなければならないと感じています。
ウェブサイトや、メールはもはやインフラです。一方、SNSでもあるミニブログも同様に一企業に牛耳られてはいけないインフラだと思います。
今こそ、マストドンを始めよう!
自分の考えや思いをつぶやくことができるTwitter。SNS的な要素も魅力ですが本来の目的であるミニブログ的な機能は、Twitter以外にすでに存在しています。
2017年4月に日本でもプチブームがあったのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
マストドンはTwitterのような中央集権型ではなくそれぞれでサーバ(インスタンス)を立ち上げ、サーバごとにマストドンの管理者・運営者がいる分散型であるため、サーバごとにアカウントを作成できサーバ間で連携も可能なため、Twitterに近い運用が可能です。
マストドンは電子メールのようなイメージをすれば分かりやすいと思います。つまりマストドンが廃れる、無くなることは今後、まずないと言い切れると思います。
マストドンをいまこそ始めませんか?
マストドンを始めるには電子メールがあればすぐに始められます。参加するサーバ(インスタンス)を選択して登録しましょう。他のサーバのアカウントとも繋がることが可能ですし、もしそのサーバが終了するとなっても他のサーバに引っ越しも可能です。(フォロワー・フォローの引継ぎが可能)
少し古い情報ですが、以下の記事が参考になります。自分にあいそうなサーバーを探してくださいね!
https://express.komittee.net/posts/my-recommending-mastodon-server-20191114/
なお、私もマストドンをやっています!
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さいごに
今回は現職の大統領のTwitterアカウントが永久に凍結されるという前代未聞はもちろん、おそらく今後も起こらないであろう非常事態であったため記事を書きました。前述の通り、Twitterのように手軽にそしてリアルタイムに個人で情報発信できるミニブログという媒体は非常に重要で有用だと思います。
しかしその有用な情報がマスコミが発信する情報よりもスピード・価値が勝るものになってしまえば、都合が悪い人が出てくるのも事実です。利害関係、しがらみ云々。一企業が運営するサービスを利用するならばどうしてもその影響を避けられません。
その危険性が現在のTwitterやFacebookは孕んでいると常々危惧をしています。今のうちに一企業の匙加減に影響されず情報を発信できる(※)場所をもっておくのも悪くないと思います。(※もちろん常識のある行動や発言、法律の範囲内での自由な発言という意味です。)
余談ですが、1月9日10時30分現在、Twitterで「トランプ」や「Trump」を検索すると・・・
Donald Trump Jr.、トランプ大統領の息子さんがトップに表示されるようになりました。本当に永久に凍結されちゃったんですね・・・。