メニュー
ひとぅ
新しいもの好きな「ひとぅ」が2007年10月からガジェット製品や雑貨、面白いウェブサービスなどの情報を発信しています。お得な情報や役立つTIPSも人気です。
アーカイブ
カテゴリー

【惜しい】Cliptoは最強のテキスト・ファイル共有サービスになる?現時点では使用を見送ることにしました

  • URLをコピーしました!

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

AndroidとWindows間でクリップボードやファイルの共有をシームレスで行うことって意外とむつかしいですよね。iPhoneとMac間ではいとも簡単にできていますが、そこはさすがAppleといったところです。

そんな中、Cliptoというサービスを発見。CliptoはiPhoneアプリを除き、ウェブ版、Android版、Windows版、Mac版、Linux版があるクリップボード共有アプリ・サービスです。

https://clipto.pro/

ウェブ版以外は各端末にインストールしてローカル環境で利用できますが、他デバイスとシームレスにデータ連携する場合はアカウント作成が必要です。Cliptoが提供するサーバ経由で連携されます。

実際に使ってみるとわかるのですが、ウェブ版をベースに各デバイスのアプリの完成度が高くデザインに統一性があり、使っていて気持ちがいいのです。

これは神アプリ誕生か?とテンションが上がってきた矢先、いろいろと気になる点を試してみると、これは・・・。と欠点が見つかりました。結論は「現時点では使うのは危険」と判断し、利用を中断しアプリを削除しました。

このアプリはまだ1年ほどと新しいサービスで日々進化・改善を繰り返しています。近い将来この欠点が克服・改善される可能性は高いと思います。例えば半年後などに再び試用してみようかと思います。

今回はこんな面白いサービスがあるよ!というご紹介とともに利用される場合の注意喚起のため記事を執筆しました。ぜひ参考にしてくださいね。

目次

Clipto はクラウド経由で同期して真価を発揮するサービス

Cliptoはいわゆるクリップボード拡張アプリです。クリップボードを監視しすべて記録し過去の必要なデータを呼び出して再利用する。

私の場合、WindowsではすでにCliborを利用しておりWindowsローカル環境では不便は感じていません。

私がCliptoに期待するのは、Android?Windows間のシームレスなデータ連携です。

クリップボードを常に監視してくれればベストですが、Android 10になりプライバシーポリシーが強化され、連携は困難になりました。そんな状況もありますが、常時監視は必要ないと考えています。必要なテキストや画像ファイルをAndroidからWindows、もしくはその逆で連携できればいいのです。

ブログ執筆のため撮影した写真データや気になるサイトの文章、URLなどをシームレスに連携したいのです。

もちろんこれらの連携は複数のアプリ(Google Keep、Google Photo、Notionなど)を使ってすでに実現済みですが、手軽にサクッとテンポラリ的に使えるアプリ・サービスがあればいいな。と考えていたので、Cliptoが適任では?と期待したのです。

したがって、Cliptoはローカル環境で利用もできますがサービスにログインをしてクラウド経由でデータを同期してこそ真価が発揮できると思います。

添付ファイルの挙動が不親切&怪しい

Cliptoでは「ノート」という単位でタイトル・本文を保存できます。タグで管理でノートの整理も可能です。ノートという表現をしていますが、貼り付けたい単位でノートを作成しておけばクリック一つでコピーできるのが便利です。またクラウド経由の同期が高速でテキストベースの連携は驚くほど快適です。

一方、ノートにはファイルを300MBまで添付できます。

この機能を利用してシームレスなデータ連携を期待したのですが、、、使ってみるとうーんな点がいくつか発見されました。

まずはファイルの添付方法です。

ノートにドラッグ&ドロップできずアタッチメント画面から「ファイルを選択」をクリックしてファイルを選択・貼り付ける必要があります。さらに複数のファイルを一度に選択できないため、不便で手間です。

さらに添付されたファイルはそ一度ローカルに保存した後に開く必要があります。「公開リンク」という機能がありクリックすると「公開リンク」がクリップボードにコピーされます。

ブラウザで見てみるとGoogleのストレージ上のファイルを直接閲覧する形となります。

公開リンクのサンプルは以下。

https://clipto.pro/l/Wq3TnRpBxF2v625M9

この「公開リンク」ですが公開ON/OFFの選択肢がないので、クリックしたときに 公開用URLが生成されるのではなく、はじめから全ファイルが公開されているのでは?と予想されます。URLが複雑なためURLを知り得なければ閲覧されることはない、ということなのかもしれませんが可能性はゼロではありません。公開をOFFにすることもURLを任意に変更することもできません

・・・ここまででも結構ヤバい仕様ですが、添付ファイルをノートで削除してもクラウド上からファイルは削除されないのです。

さらにノートを削除、ごみ箱から削除してもクラウド上から添付ファイルは削除されません。実は、前述の公開リンクのサンプルは添付ファイルを削除&ノートも削除された状態なんです。それなのにファイルは公開されています・・・。

つまり、、、

一度でもファイルをアップするとクラウドに残り続け、さらにURLは変更されることはなく非公開にできない。

2020年1月4日現在、Cliptoの添付ファイルの仕様はこんな感じです。

とても怖くて使えないですよね。。。

利便性の高いClipto。将来のセキュリティ強化に期待

現時点では添付ファイルの扱いにマズイ点があるCliptoですがまだ誕生して1年そこそこのサービス・アプリです。今後のセキュリティ強化に期待したいところです。

テキスト情報に関して暗号化されており削除されたものは即刻削除され永遠に復元できない形になっている、と説明ですがどこまで信用できるか?現時点で判断はできないな、と個人的には感じています。

マネタイズに関しては300ノートまで無料で同期できます。400ノート以上は有料のプランを準備されているようです。

無料では未来永劫、サービスの継続はできません。課金の仕組みを当初からきちっと考えつつアプリの改善をしていってくれるといいですね!!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次