2019年に始まったApple TVのサブスクリプションサービス、Apple TV+ですが、ようやく初めて試してみました。まだ奥深くまで体験できていないため、今回はファーストインプレッションの感想を書きたいと思います。
Apple製品を購入すると1年間無料で利用可能
iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、Macのいずれかの製品を購入すると、Apple TV+を1年間サブスクリプションを無料で利用できます。Apple TV+の料金は月額600円。つまり7200円分のサブスクリプション代金が無料になる太っ腹なキャンペーンです。
1年間経過後は月600円は課金されます。また、通常のサブスクリプションの契約では契約終了日まで利用できますが、無料特典の場合は解約した時点で利用できなくなるので注意が必要です。
利用しない場合でもできる限り1年間ギリギリで解約するのがお得という利用者の心情を読んでの仕様だと思います。そしてそのまま、解約を忘れて600円が継続課金されている・・・何てことが多く起こっていそうです。実際に無料期間があって加入した人の解約率って意外と多くないらしいです。
Apple TV+ファーストインプレッション
Apple TV+の仕様をまったく知らずに申し込みをした私。NetflixやAmazon Primeビデオなどと同じように考えると面食らうと思います。どちらかと言うとU-NEXTに近いと思います。
- Appleオリジナル作品がある
- Appleオリジナル作品のみ課金なしで視聴可能
- 従来の作品は従来通り課金あるいは買い取り後に視聴可能となる
NetflixのようにAppleオリジナル作品がなかったApple TVですが+になり制作に取り掛かりました。この作品がApple TV+の月額料金600円で視聴できる対象となります。
つまりそれ以外のコンテンツを視聴するには、従来通り、PV(ペーパービュー)で視聴時に500円前後の課金、あるいは2000円前後の買い取りが必要となります。
U-NEXTと違う点はAppleオリジナル作品以外はすべて課金対象という点。これは・・・と感じた点はAppleオリジナル作品の数が少ないこと。また、Apple TVアプリ上でも見放題となる対象商品を見つけづらいです。
おそらく100話程度したないのではないでしょうか。
月額600円のサービスでこのコンテンツ量は少なすぎます。
Apple製品購入を前提に数年間はお試し期間とAppleは考えているのでは?と勘ぐってしまいます。作品を気に入るかどうか?がポイントですが、それでも一度見ると二度、三度と見る作品はそう多くはありません。オンデマンドビデオサービスは作品数が勝負です。
無料期間に追加料金なしで視聴できるコンテンツを見極め、月額600円の価値があるか?を判断する必要がありそうです。
ファーストインプレッションとしては、これで600円は・・・。と感じましたがもう少し使い込んでみたいと思います。他のサービスとはここが違うよ!という点を見つけられるといいですね。