自宅のWindows やMacでは長年、ATOKを利用してきました。ATOKのメリットはずばり「賢い日本語」を変換できるという点。これに尽きます。パッケージ版のATOKを購入して利用、2010年から月額300円のATOK定額制(今のATOK Passport)に乗り換え、その後、辞書やオンライン文書校正ツールが使えるプレミアム版を利用してきました。
「賢い日本語」が強みのATOKですがその優位性が最近あまり感じなくなってきました。それはATOKが退化したのではなく、Microsoft IMEやAndroidのGoogle? Gboard、iOSの日本語入力IMEが賢くなってきたのです。
2015年以降その差が小さくなってきたことを感じていましたが、2018年以降は文章校正をしてくれないことを除けば変換効率に大きな差はなったと感じていました。
それでもATOKを使い始めた理由は、新語の反映が早いという点でした。ブロガーなので商品紹介でメーカー名など正しく入力する必要がありますが、数文字入力すると候補が出てくるのは心強いです。
一応、私もブロガーなので月額550円の投資は惜しまず、Windows でATOKを利用し続けていましたが、iPadでもブログ記事を書くようになりATOKの必要性がますます感じられなくなってしまいました。そこで思い切ってATOKの利用をやめて、WindowsでもMS-IMEを利用しようと思います。
ちなみに会社ではずっとMS-IMEを使っているため変換のクセや使い勝手は問題ありません。
ATOKは応援したいプロダクトなのですが、プレミアム版の特典である辞書もこの1年間で数回しか使っていませんし、今回は泣く泣く解約手続きをしました。
しばらくMS-IMEで運用してみて不都合があれば、またATOK Passportを契約しようと思います。いったん、さようなら!ATOKさん!!