任天堂は12月1日、Nintnedo Switchの本体更新を実施、11.0.0の配信を開始しました。主な更新内容は以下。
- HOMEメニューに「Nintendo Switch Online」を追加
- 「セーブデータお預かり」で、バックアップしたセーブデータを自動的にダウンロードする機能を追加
- 「マイページ」に「トレンド」機能を追加
- 「アルバム」の画面写真や動画をスマートフォンに転送できるようになった
- 「設定」の「データ管理」>「画面写真と動画の管理」に「USB接続でパソコンにコピー」機能
- 複数のダウンロード対象がある場合に、最初にダウンロードしたいものを選べるようになった
- ユーザーに設定できるアイコンを追加
- 「ボタンの割り当てを変える」機能の「お気に入り」に名前を付けられるようになった
- 対応言語に「ポルトガル語(ブラジル)」を追加
今回はメジャーバージョンアップであったため、多くの機能追加や改善が行われましたね。
HOMEメニューに追加された Nintendo Switch Onlineのまっ赤なアイコンが不評なようですが、概ね今回のアップデートはいい改善だったと思います。
注目は画面写真や動画をスマホに転送できるようになったこと
この中で、特に注目したいのが、「アルバム」のスクリーンショットや動画をスマホに転送できるようになった点です。これまではmicroSDカードに保存した後、Nintendo SwitchよりmicroSDカードを取り出してPC等で、microSDカードを接続してコピーする必要がありました。
これがスマホひとつあれば、一度に10枚まで転送できるのですから簡単で便利になりました。
Switch本体がWi-Fiのアクセスポイントとサーバになってるのが地味にスゴイ
Nintendo Switch本体にある写真や動画をどのように転送を実現してるんだろう?というのが一番興味があった点です。この機能を見た時に任天堂のサーバに一度アップロードするのだろう、と予想しましたが違っていました。
何とSwitch本体がWi-Fiのアクセスポイントになり、テレビ画面に表示された1つめのQRコードをスマホで読み取ることで、SwitchのSSIDに接続します。
Switchにスマホが接続されたことを認識すると2つめのQRコードが表示され、スマホで読み取るとブラウザが起動し、SwitchのローカルURLにアクセスし画像や動画が表示されます。あとはスマホにダウンロードすれば完了。
実はこれ、地味に凄いことをやってのけています。
- SwitchがWi-Fiのアクセスポイントになっている
- SwitchがWebサーバになっている
- ローカルネットワークで完結する(外部のサーバを介す必要が無い)
- スマホのSSID接続やサーバへのアクセスをQRコードを使って簡単に実現してる
さすが任天堂さんです。ただただ関心するばかりです。これができると色んなことが実現できるな。とNintendo Switchのさらなる可能性を感じました。
Nintendo Siwtchの本体更新 11.0.0のバージョンアップでこんなところに着眼している私ってホントマニアックですね?。