関西で有名な食品スーパー「万代」。私のお気に入りのスーパーでよく利用するのですが、ICカード系やQRコード系の電子マネーは一切利用ができません。
最近では珍しいニコニコ現金払いのみのお店で、商品は比較的安いのですが、電子マネー派の私には現金払いなのが唯一の不満でした。
しかし!!
万代さん、やってくれました!これまでポイントカードを導入していましたが、その発展系として「manday pay」が導入され、次々に導入が始まっています。
http://www.mandai-net.co.jp/point_new/mandai_pay.html
普段利用する店舗でも導入されたので、早速、利用してみました!!
mandai payを使ってみた
万代ペイは独自電子マネーなので当然、スーパー万代のみ利用可能です。先払いのチャージ式なので厳密には預け金から商品代金を取り崩す形になります。
- ポイントカードに加入するとmandai pay付ポイントカードをもらえる
- 既存のポイントカード加入者はレジまたはサービスカウンターでmandai pay付ポイントカードに無料で交換してくれる(ポイント継続してくれる)
- チャージは現金のみ、1000円以上49000円までチャージ機でチャージする。お釣りはでない
- mandai payの利用はレジでmandai payを提示、レジ係員さんに手渡しする
- レジでチャージはできない
- 残金不足時、現金で支払えるかは未確認
利用までの一連の流れとしてはこんな感じです。
ここで注目したい点は以下。
- 万代専用の電子マネー
- ポイントカードと一体でなおかつ既存顧客の切り替えを無料でしてくれる
- カードはICカードではない
- 電子マネーの利用はレジ係の人が行う
これはよく考えられていると思いました。既存のポイント会員を利用しつつ、切り替え・加入の手間を省き導入コストを最小限に抑えています。
さらに電子マネーでありがちな支払いの際の手間取る作業もレジ係の方が行うわけでそのリスクも最低限ですみます。
独自電子マネーなので決済業者への手数料も不要。初期コスト、運用コストはかかりますが囲い込みの効果もある独自電子マネーを安価に構築したのはなかなか良かったと思います。
mandai payのチャージ機にはPFUのロゴがあったのでシステムは富士通系システム会社が構築したのでしょうか??このシステムは他の地元スーパーにも売り込めるシステムだな。と感じました!!
小銭が不要になる電子マネー。やっぱり便利ですね!!