Evernoteは大好きなウェブサービスですが、度重なる改悪が続いており残念でなりません。
特に最近のアップデートで使いにくくなってしまったという声が上がっています。操作性向上を目指した全面改訂のはずが使いにくくなったという声が多いのは致命的でしょう。
有料会員にも失望を与えた今回のアップデート。いったいどうなってしまうのでしょう。もちろん、無料会員にはさらなる試練を与えてくれましたよ〜。
Evernoteから脱出する人が続出するかもしれません・・・。
ウェブクリップの仕様が改悪
EvernoteのWebクリッピング機能は優秀でした。ブラウザからEvernoteに送るだけで、即クリッピングが終わって、後でEvernoteを見るとウェブサイトをそのまま忠実に再現してくれているのです。
アップデート後のEvernoteではクリッピング後、アプリを起動後にはじめて記事の取り込みが始まります。つまり待ち時間が発生することに。これは看過でいない改悪です。
さらに取り込みの精度も落ちているように感じるのは私だけでしょうか?
私は既にメインの情報管理をEvernoteからNotironに乗り換え済みですが、ウェブサイトの取り込みはEvernoteの方がキレに取り込めていたので、ウェブサイトの保存だけはEvernoteを使っていました。
比較のためNotionで取り込んでみると・・・。Evernoteより断然きれい!!しかも必要な部分を自動で抽出してくれています。しばらく利用しない間にNotionの取り込み機能が強化されてEvernoteより使えるようになってました・・・。
本気?ウェブ版も1台の端末にカウントされるようになった
2016年からベーシックプランは利用端末数が2台に制限されました。ただこの時はウェブ版は台数にカウントされていませんでした。しかし!状況は一変しました。
Evernoteが言うには今回のバージョンアップでEvernote Webがパワーアップしたので、10月よりベーシックプラン(無料プラン)における利用端末数にEvernote Webもカウントされるようにした、のだそうです。
しかも10月21日のブログで発表、と事前告知の無いかなり乱暴な仕様変更です。(一部メールでお知らせがあったという情報もあるようです。)
https://evernote.com/blog/jp/evernote-basic-change-2020-1/
有料版にするならお得に加入したい
実はこれってEvernoteが自分でこれまでのウェブ版は簡易版だった、と認めてしまったことになります。アプリ版より機能が劣っていたのを自覚していて長期間放置していたわけですね。今回ようやくプラットフォーム間で差がなくなったというのは朗報ではあります。ただ、、、肝心の使い勝手が悪いのがやっぱり致命的なんですけれど・・・ね。
それでもこの機会に無料版から有料版に移行をする方は、ソースネクストの2年版を購入することをお勧めします。不定期にセールをしているのでセール期間中に購入することをお勧めします。
公式価格は月額600円、年5200円なので2年で定価10400円です。ソースネクストの2年版は標準価格が8545円になります。
さらにセールでは、18%OFFの6980円になります!!公式価格より2600円もお得です。月額290円になるので絶対にセール期間中に買いたいところです。
ちょうど、10月31日までセール中なのでこの機会にどうぞ!!
https://www.sourcenext.com/pt/s/2010/m_0000050412/?i=mycan
Evernoteの優位性は全文検索だけになってしまった
大好きなEvernoteですが総合的に評価すると他のサービスに勝る機能は全文検索機能だけになってしまったように思います。
Evernoteプレミアム(有料版)ではPDFやオフィスファイル内の文書も検索対象になりますし、画像ファイルの文字もOCR化されます。手書き文字もOKです。
必要と感じる方には、これだけでも使う価値はあると思います。
一方でこの機能を使うには有料版のプレミアムである必要があるため無料版のベーシックユーザーはEvernoteを使う理由を探す方が難しいかもしれません。
ここまでくると、逆に、無料版はベーシックではなく、お試し版と名称を変更し、継続利用したい場合は、サブスクリプションです。と言い切った方が一時的に利用者が激減すると思いますが、Evernote、利用者双方にメリットがあるのではないでしょうか。
・・・そもそも今回のバージョンアップ自体が使いづらくなったという点は、横に置いておいて・・・ですが。